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前原、野田は最悪だが他も・・・

前原、野田は最悪だが、他も期待できない民主総理候補
 菅総理が退陣表明し29日が民主党代表選挙だという。
 マスゴミは相変わらず民主のこの2年何が駄目だったか具体に指摘せず、各候補の小沢詣での批判をしているだけだ。
 政権交代から2年、3人目の総理を出すのなら、この2年官僚主導の復活を許してしまったことを、徹底反省してその上で、残りの2年間で何をするか明確にすべきだ。これは民主党議員全員に言える。
 福島社民党主は候補者を揶揄して「前原は外務官僚と対米追従、海江田経産官僚の言いなり、野田財務官僚の言いなり」と評していたがその通りと思う。
 官僚に振り回される民主党は、まず改めて国民新党やみんなの党と連携して官僚支配の構図を変えることだ。脱原発、増税しない、政治主導に筋道をつける事を明確にすればよいのだが・・・。
 脱原発にしても再生エネルギー買い取り法が26日、参院で全会一致で賛成、成立した。この法律については市場の原理にあわない自然エネルギーの非効率損失分を国民に負担させることになるから、強い危惧を抱く。
 それが全会一致で成立してしまう。原発が駄目なら「風だ太陽だ」と何故、極端から極端に走る選択肢しか示さないのか。この国の与野党議員は今本当に危うい。国民負担を求めない現実的な脱原発策を何故示さないのか。いったい議員達は何を勉強しているのか。今更だがマスゴミもごく一部しか、それを突かない。そしてこの構図により9割の国民も、また騙され続ける。
 民主党はビジョンと戦略無しに政権を交代し、鳩山内閣では脱官僚、対米追従転換の絶好のチャンスであったものを前原や北沢などの対米追従派を重要閣僚に入れたため普天間も駄目にして政権投げだしとなった。
 マスゴミは愛国的政策の実現を阻むために小沢と鳩山を「政治と金」で追い込んだ。
 民主党の半数も、官僚支配を真に壊すことをしないで小沢失脚の党内抗争に明け暮れた。この2年、全てアメリカと官僚の為に政権交代を台無しにした。ここを国民は総括する必要がある。
 本当の救国は、この党も自民も割れて、「脱原発、増税しない、政治主導の確立」をキーワードに政界再編成する事が、国民のためだ。
民主政権と吉田市政の類似 
 官僚から霞ヶ関の「掟破り」で干されている経産官僚古賀重明氏がベストセラーの『日本中枢の崩壊』の176~177頁でこう書いている。
 引用-民主党はそもそも「政治主導」の意味を分かっていなかったのではないか。そして政治主導を行う実力がなかったのではないかと既に指摘した・・・。最大の問題は民主党が何をやりたいのかみえてこない点である。マニュフェストを読んでも民主党がめざす国家像が伝わってこない。(09年の)マニュフェストは「あれはあくまで選挙用で国民受けする政策を取りあえず並べただけ」と酷評する人もいる。-引用終わり。
 2年前の6月末吉田市長が誕生し、その2ヶ月後に政権交代がおきた。古賀さんの指摘は全くもっともで、指摘の民主党を吉田市長にかえると、そっくりそのまま使える。横須賀市民も民主党に対しては愛想づかしをしているが、市長に対して本質を見る人がどれだけ増えているのだろうか?。
 

 

by ichiyanagi25 | 2011-08-27 07:57

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