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メディアに操作されずに良いお年を

メディアに操作されずに良いお年を

 安倍代官が宗主国の宗主オバマに「懲罰的」に真珠湾に呼びつけられた。
 さすがに12月8日真珠湾奇襲攻撃日(アメリカでこの日は「騙し討ち」記念日)は勘弁して貰ったが20日遅れでオバマに詫びと言い訳説明に行かされた。
 開戦75年だとしても、何でこの時期、、唐突に宗主国が騙し討ちと国民に刷り込んでいる真珠湾に行って、敗戦から72年目に入る時期に献花や戦後「和解」などと述べねばいけないのだ。
 交戦国としての和解は法的にはサンフランシスコ講和条約ですんでおり、さらに安保条約で和解を通り越して従属体制にあるのに何で今更、和解演出をせねばならぬのか?
 日本メディアはこの真相(深層)を全く明らかにしていない。民進もしかりでつまらないコメントを蓮舫が出している。
 呼びつけられた理由は既に当ブログに書いたが、ウオール街勢力になびいて大統領はヒラリーで間違いなし、とガセネタしか取れない取り巻きと、同様メディアに囲まれて、浮かれていたが、トランプ当選で真っ青に。
 誰の入れ知恵か知らないが、今度は掌返してまだ大統領就任にだいぶ間があるのに、急いで「西側で初めて会えた首相」との触れ込みでトランプに合いに出かけた(キッシンジャーに仲介料を2億円払ったと副島さんは指摘)。
 こんなみっもないやり方を、世界のどの国も評価などしない。こんな事は私達、個人的関係や会社関係だってやらない。増して世界的価値観に合致するわけはない。
 何より怒るのはオバマであり当たり前だと思う。日本のメディアは従米の次に安倍応援団だから、隠しているが、世界はこの安倍の右往左往外交を嗤っているのだ。
歴史を書き換えているアメリカ
 更に真珠湾攻撃が開戦の火ぶたを切ったという理解も間違いだ。
 今月初めにブログのキャプションに書いたが真珠湾攻撃の1時間20分前にマレー半島のコタバルへ上陸戦を開始しいている。東京裁判が気に入らないとかいう前にこれはキチンと抗弁すべきだ。
 ニュース映画で開戦を知らせる大本営陸海軍部発表の映像(日本ニュース79号)がある。
 そこでは大平陸軍報道部長が「大本営陸海軍部発表。12月8日6時。帝国陸海軍は本8日未明、西太平洋において米英軍と戦闘状態にいれり」と甲高い声で原稿を読み上げている。
 この映像は「開戦を知らせる大本営発表」とネット検索すれば、ユーチューブなどで見られるからから、ホントかと疑う向きはぜひ自分の目と耳で確認して欲しい。
 真珠湾が西太平洋の訳はない。南方資源地帯確保の作戦(西太平洋-フィリピンを含む)で開戦なのである。真珠湾の騙し討ちで始まったとするのは、アメリカが仕掛けた歴史のねじ曲げであり、安倍が本当に日本を思う憂国の士なら、歴史の事実に触れなければ騙し討ちの「汚名」を晴らすことは出来ないのだ。
プレスコードか?不時着表現は
 今回の真珠湾行きに関係していると思うが、先週オスプレイの辺野古墜落を「不時着」でメディアは統一してしまった(沖縄のメディアは除いて)。
 これは官邸のプレスコードなのだろう。いつものメディアの権力の顔色を見た自主規制にしたら綺麗に歩調が合いすぎている。
 しかし安倍もメディアも情けない。外国への殴り込みを主任務とする海兵隊軍人が偉そうに住宅地でなく岩礁に不時着してやったんだと強弁しているのだから、「何言っているか」くらいの態度を示すべきものを独立の気概を捨てた連中には、これが不時着なのだそうだ。
 不時着の意味をもう一度国民は調べた方が良い。但しウキペディアに頼らないこと。
 ウキペディアには一切記事に署名がない。ならば誰でも解説を投稿できるかと言えばそんなことはない。ウキペディアはボランティア団体の振りをしているがCIAが集めた情報を世界に刷り込むために只で情報を流しているのだそうだ。日本語訳はメディア支配のブラック企業電通と共同通信社がやっているという
 こういうことを知りつつ無批判にネット情報は受け取らないことである。
表現で分かる従米か非従米
 本題に戻るが、機体の故障や悪天候などで操縦不能(コントロールできなくなる)な場合は、乗員の生命第一に平原や砂浜、川、海などに機体をコントロール(滑空など)して何とかランディングするのを不時着と言う。
 固定翌機の場合は着陸時のようにギア(車輪)は出さないで、胴体着陸するのが不時着だ。
 オスプレイは可変翼の回転翼機である。欠陥機との言われるように、不具合が生じた場合、固定翌機ほどの揚力はえられないから、コントロールはしにくいとみるべきだろう。これは軍事常識だろう。
 落ちた場所は潮間帯の岩礁だから、ふつう操縦可能なら岩礁には不時着しない。また不時着を強調するため乗員は全員無事と言っているが、乗員がテレビに姿を現さないのは全員重症か又は1人くらいは死んでいるかも知れない。
 結論的に言えばネットの書き込みにしてもメディアにしても、「不時着」と海兵隊に追従するのは「従米」派で、非従米派は「墜落」と表現すると思えば良い。
安倍政権は来年も盤石なのか
 安倍の真珠湾に戻るが、右より対米従属の時事通信社は今回の和解演出に対して、東京空襲被害者の五月女勝元氏や無言館館長のコメントを紹介して、批判的意見を載せている。プーチンが帰った後の二階幹事長の辛辣コメントにしても、安倍に対するメディアや自民党内の変化を感じさせることが続いている。
 鳴り物入りのプーチンとの交渉も旨くいかず、トランプでどうなるか見通せない安倍は、目論見が全て外れ早期を解散を諦めた。読売は先月、このまま解散ならば自民は大幅議席減で、更に野党統一が実現すれば230議席ほどに減るとの予測を書いて、安倍を牽制した。
 安倍支持の最右翼読売がこの様な予測をして解散を牽制したわけは?これがホントの議席予測とすると、安倍内閣支持率50%超えは下駄を履かせた世論操作(調査ではない)と見た方が良さそうだ。
 小泉純一郎(対米従属の新自由主義者)は脱原発のみ一致して野党統一をすれば自民から60議席は引っぺがせると言っている事とも関連しているようだ。
 この様な予測がでているのに民進のヨタモタぶりはヒドイ。がこの体たらくの批判もしないメディア。
金を払って騙されるのですか?
 ところで私の付きあっている範囲でもメディアを信じている人が5割はいるから、もう本当に嫌やになるのだが、ともかくメディアは信じ込まないことだ。
 新聞を金を出して買うならブロック紙の東京か地方新聞、そして駅売りの日刊ゲンダイ以外買わないことだ。
 テレビ報道は時刻テロップと天気予報以外は皆疑ってかかり、すこしセンスのある人なら比較して客観的にニュ-スなり解説を分析することだが、見比べるとテレビは民放NHK問わず取り上げるニュ-スや論調は殆ど同じだ。
 また05年小泉郵政選挙以来と安倍内閣で顕著露骨になって非従米や反自民の人はテレビから全て追放されたから、まともコメントなど聞けるわけがないのだ。
 そしてこういう状況で一矢をむくいるには、NHKの視聴料を払わないことである。
 戦争中の大本営発表を垂れ流すだけのメディアと今のメディアは殆ど差がなくなってきた。騙されない事と再び政府の行為によって戦争の惨禍を招かないような投票行動を身につけることが、頭の良い国民の必須要件であるを知って頂きたい。
 来年は閉塞状況を打破する事が出来るか、であるけれど・・・。
 何はともあれ皆様良いお年を!
 

by ichiyanagi25 | 2016-12-29 16:05

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