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■美術館建設に関するお知らせ

第2次署名報告会
2月8日(日)は間違いでした。
2月15日(日)13時30分より(13時受け付け開始)
平安閣6階ホール(ベース前)
主催「民意が市政に生かされることを願う会」
 美術館建設見直し署名活動を継続して行っています。年末に一部地域を除いて署名用紙がポスティングされたようで私の所にも届けて頂く方が増えています。有り難うございます。お届けいただく方、留守の場合郵便受けに入れておいてください。
 また署名用紙が必要な方は一柳(TEL 866-4561)にご請求下さい。
 3月議会には着工予算が提案されます。今、具体的に市長提案予算案にブレーキをかけられるのは市議会議員です。23人の議員が賛成しなければ止まります。有権者の代表である市議会議員の行動にご注目下さい。

■上下水道統合についての反対討論
 私は今回提案されています上下水道統合について発言通告に記載の通り8議案に反対します。以下反対理由を申し上げます。 
 まずなぜ、この時期統合するのか全然その意義が私には分かりません。水道という文字の上に上と下の文字がつくだけだから統合というのでは余りに現実無視です。
 上水道は川上や中流部のなるべく汚染度の少ない水を取水した後に濾過処理し塩素を入れて圧力をかけて各家庭や事業所へ圧そう給水します。一方下水道は屎尿、台所排水、洗濯水、風呂の汚水を自然流下で処理場にはこび活性汚泥法により十分な運転管理のもと有機物を微生物分解させ国の基準を大幅にクリアして公共用水域に排出しています。上下水道の水処理の仕方はまるで違います。
 庁内で統合に向けて取り組みだしたのは1999年ですが、多分東京湾側の下水道普及はほぼ終わった、西浄化センターも出来た、また水道も拡張の時代は終わり、後は維持管理の時代に入るとの認識で、ならば統合してコスト意識を求めるために公営企業下におこうとしたのではないかと推測します。
 しかしこの時期は東京湾汚濁解消のために合流改善と高度処理を行う時代に入っていました。私もこの問題について2000年の6月に質問しています。 市長はこの際「東京湾汚染対策は横須賀が他に先んじて取り組む課題でない」と言われましたが、この時期東京都下水道局は東京湾の水質回復の為には下水道対策を取らなければならないことを表明しだした時期であります。そして、それから丁度1年後、国土交通省は国策の大転換をして今までの黙認していた合流下水問題、即ち雨天時の生下水排出は水質汚濁防止法違反となる事の公表を含め、合流下水改善に取り組む事にしました。そして合流下水をもつ198自治体に改善を求めていることは今や承知の通りです。
 本市でも国策変更により、ようやく昨年度より2ヶ年で合流改善をどのようにすべきか委託調査をかけ、今年度末にはその報告が出るはずです。
 試算によりますと本市の合流下水改善及び窒素燐を取り除く高度処理には1000億円もの巨費が必要とのことです。 勿論国策転換ですから全額市費ではないにしても、この様な環境対策費、下水道的に言えば巨額な資本費を必要とするこれからの下水道事業に企業会計化する意味は何処にあるのか全く疑問です。 
 12日の連合審査時にこの点を質せば、これら環境対策費は企業会計にはしないとのことです。当然でしょう。これほどの建設費を企業会計に回せば下水道使用料は一体幾らに跳ね上がるのかお聞きしたいくらいです。
 統合論議のスタート時に高度処理と合流改善が視野に入って無かったか、あるいは国策変更があると思っていなかったのではないのでしょうか。またこれまでの下水道の借金1224億円の償還計画も変更はなく企業会計に入れないとのことです。
 今年春と秋には今まで発生したことのない赤潮が発生しました。春の異臭赤潮では横須賀でも魚が死に、10月末には新型赤潮の発生で横須賀の海はドロドロになり、この水を吸い込んだ漁船のエンジンが焼き付く被害も出ました。これら赤潮の発生原因は東京湾に注ぐ下水道あるのは今や常識です。その汚染現象が変化してきています。しかし残念ながらこの様な新たな環境劣化による汚染現象についても深刻に受け止めようとはしていません。
 東京湾の環境対策イコール下水道対策は急がれているのに環境行動自治体を標榜している自治体としては、取り組む認識、姿勢が甘かった、いや甘いと言わざるをえません。つい最近まで担当部の一部には雨の日に生下水を垂れ流しても『役所のやっていることだから取締官庁は目こぼししてくれるだろう』との勘違いもあった様ですが、海の手文化都市としての情報収集力を含め情けない限りです。
 統合のメリット論、とりわけ市民的メリットについて、やはり連合審査時に伺いましたが納得できる説明内容ではありませんでした。上下水道の窓口一本化などを取り上げていましたが、殆どの市民にはあまり縁のないことで、また現状でもたらい回しとかの苦情は無いとの答弁ですから市民の殆どは有難みを感じないでしょう。むしろ説明責任では合流改善と高度処理に今後1000億円ほどの多額の費用が必要との説明を市民に早くすべきでしょう。
 水質管理課を浄化センターに統合し水再生課を新設するそうですが、これについて聞いても抽象的答弁しかなく東京湾や河川の有機汚濁をどのように解消していくのか、資金計画を含め全くトータルの見通しが示されていません。
 また上下水道は国の所管も違い法体系も違います。先に触れたように浄化システムも全く違い運転管理、技術も違います。
 以上を勘案し何でこの時期統合なのか全く理解できません。理解できない事を賛成するのは議員として無責任であり故に反対せざるをえません。
 同僚先輩議員におかれては上下水道統合関連義案はこのまま賛成すべきか、どうかお考えいただきたいと思います。
 以上で私の討論を終わります。
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by ichiyanagi25 | 2004-01-30 00:00

海洋/環境のサイトを復旧公開しました

ぜひご覧下さい。
スキューバダイビングを始めて今年で丁度30年になります。そして水中撮影を始めたのが1976年。
水中写真に取り組む転機は1978年におきた横山前市長の猿島の埋め立て(レジャーランド化)計画でした。東京湾唯一の自然島を守るため一眼レフ用の水中ハウジングを手作りして貰い、水中写真を本格的に撮る始めました。埋め立てられてしまう猿島の海の生き物の生態を公表して運動を広げました。その結果市民世論が盛り上がり、市議会で埋め立て差し止めの請願が採択され猿島は守られました(請願では猿島を自然教育園にと要望し今その方向性で整備が進んでいます)。
 それ以降水中写真にジャーナリストの視点を取り入れ海洋環境についての写真を撮り発表してきました。議員になる前は市民運動家としてまたフリーのジャーナリストして一貫して東京湾開発を批判し、東京湾全域に潜ってきました。この時期今でも東京湾に係わる人々と知り合ました。しかしバブル全盛の時代にはこの人達と共に随分と辛く悔しい思いをしてきました。また1990年にはいち早く諫早干拓問題を取り上げたりしてきました。
我が海、横須賀
 漁師の家の三男として生まれた私は常に横須賀の海にこだわっています。
  東京湾を産湯代わりにして育ちましたから横須賀の海辺が埋め立てられることは我が身が削られる思いでした。この30年で横須賀に潜った回数は800回を超えると思いますが、そのうちの8割は東京湾に潜っています。
 横須賀の海の印象を一言で言えば西(相模湾側)の海は「お花畑」です。サンゴもいろいろで、魚もカラフルです。東京湾は「畑」です。見栄えはしませんが魚介類は美味しいものが多い。何しろ江戸前料理を生みた育てた海ですから。
 さて沢田市長は本市の都市像を「国際海の手文化都市」としていますが、看板だけで内容はお寒い限り。肝心の海情報は横須賀市から殆ど発信されていません(IT都市のホームページをご覧になればよく判ります)。
 立派な市立博物館もありますがそこから横須賀海の情報、とりわけ海中情報はどれだけ発信されているでしょうか。
市民から提案しよう横須賀の海 活用と保全 
 横須賀市は東京湾内湾/外湾と相模湾と3つの性格の異なる海に囲まれています。島国日本にあってもこの様な都市は珍しく、その海中には珊瑚から亜熱帯の魚、また寒帯の魚まで様々な魚介類が豊富にいます。
 その素晴らしき世界が殆ど紹介されていないのです。これは市が標榜する「国際海の手文化都市」がイメージとしてのみ海があれば良く、また建物の背景に海があればよいのであって海そのものに関心がない、と言うの現れです。前市長と現市長とお話をした結果「海は好きでない」ということがわかりました。「好きこそものの上手なれ」ですから、実態は「潮ッ気のない海の手前文化都市」になっているわけです。(『潮っ気が足りない』というのは海屋の表現で「気が抜けている」と言う意味です)。
これまで議会内外で言ってもなかなか変わらない(港湾政策は劇的に変わりつつありますが)。生来「潮ッ気」がない人達にいくら言っても無駄と気が付きましたし、これは何より横須賀の海を楽しむことを役人に頼り、任せきりではいけないと言うことなのです。
 そこでこれまで撮り続けてきた写真をHP上で公開する事にしました。ぜひ横須賀の海の中を楽しみ知って頂きたいと思います。
そしてこの様に素晴らしい横須賀の海の活用と保全は、市民主導で行政に提案要求していくのが真性「海の手文化都市論」になると思います。
 
 なお写真が膨大で解説が追いつきませんので先ず観音崎からオープンします。次に芦名、追浜などポイントにあるとおり順次紹介していきます。ご期待下さい。
横須賀市議 海洋ジャーナリスト 一柳 洋
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by ichiyanagi25 | 2004-01-24 00:00