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民生常任委員会報告 1


3月8日から2005年度予算の四常任委員会審査が始まり22日に終了ました。私は民生常任委員会に所属しています。民生常任委員会審査は部局別以下のように行われました。
 3/8  健康福祉部
 3/11 環境部 病院管理部
 3/15 消防局
 3/22に総括質疑を行いその後評決となりました。
民生常任委員会関係では民生常任委員会の審査で欠けているところについて改善を求めました。
以下報告します。消防局や病院管理部についても足りないところや患者への配慮を注文しましたので後に報告します。

自然環境に取り組まない「環境行動自治体」
 05年予算案の環境費は89億円ですがその殆どはゴミ収集と処分費、そしてゴミ収集処理に関係する300人ほどの人件費です。環境部はゴミ屎尿以外の環境施策や環境戦略部門もになうはずですが、環境に対する費用は1億数千万円しかありません。今に始まったことではありませんが自然環境に対する調査、分析、に関する予算も、また自然と親しむための市民向け予算は何もありません。
健康指導や精密検査に繋がらない人間ドック
 市長の環境に対するとらえ方が象徴的に出ている環境予算案といえます。ちっとも分からない環境会計とか、海川の浄化にまるで関係ないISO14001の取得とか、あさっての環境課題には取り組んできましたが、自然環境に対する施策は皆無にちかく、横須賀の魅力である海の面白さ楽しさを感じさせる前向きなものはありません。これでは環境行動自治体が聞いて呆れます。
 環境計画課は環境基本計画を担当し環境管理課は昔からの公害対策を引き継いでいます。この2課から毎年出される報告書「横須賀の環境」と「進行管理報告」があります。横須賀の環境では大気、水質など数値が羅列してあるだけで、何故大気汚染が解消しないか、海川の汚れが改善しないかなどの分析や改善、提案は、ありません。
 毎年指摘しているのですが、これでは人間ドックにいき数値だけ渡され、何も指導を受けないのと同じです。環境部のような医療機関があれば検査を受けに行く人はいないでしょう。議会でもこの辺を追及するのはごく僅かですから、余計緊張感がないのかも知れませんが、トップの自然環境に対する態度が現れています。
 「横須賀の環境」には衛生年報(健康福祉部所管)にあった魚介の汚染調査、また漁獲統計(経済部所管)を載せて貰うようにしました。これは環境対策をした結果、横須賀の魚介が汚染されていないか、また自然環境が劣化すると如何に漁獲減少として結果が現れるかを1つの報告書をみれば分かるようにするためですが、分析して施策に活かす努力は一度もされていません。高度経済成長期に行われた沿岸の埋め立てと人口集中と下水の関係で海が汚されていることが如何に漁獲を減少させているかが分かります。
財産評価も出来ず活用にも繋がらない
 横須賀は東京湾内湾、外湾と相模湾と3つの性格の異なる海に囲まれる、島国日本にあっても希有な都市です。猿島には東京湾北限のムツサンゴがいて、観音崎灯台の下にはソフトコーラル群生しています。相模湾にはキサンゴ類やソフトコーラル類が多種生息し多くの魚がいます。
 走水から観音崎、そして下浦海岸にかけて海の草原アマモ場があります。西の小田湾は相模湾最大の入り江で笠島にかけて、アマモが群生し、更に綺麗な環境にしか生えないウミヒルモの小群落もあります。首都圏にあってこの様な多様な海中景観と生態を持つ都市は他にありません。環境を把握することは今日観光ににも繋がります。しかしこれを活かす戦略は何もないのです。海の手前で活性化がストップしているます。
 海は最高の癒しの場であり、美味しい魚貝を供給してくれる生産の場でもあります。そこを活用しない、する気がないのは何とも情けないことです。
 自然環境に関係する現場の意識は高まりつつありますが、それを体系化できていない。一番の問題は予算編成権を持つ市長にありますが、上司を説得しようとしない環境部幹部職員にも意欲の問題があると指摘しておきましょう(『説得したがダメでした』とも聞いていませんので敢えて指摘しました)。
 評決の時には討論(質問ではなく意見が述べられ記録に残る)をしてこの点を指摘しました。7月には市長も替わることから新市長には是非自然環境について造詣の深い人を選びたいものです。もしそうでない人が当選したら、これから自然を生かすことが如何に都市にとって重要か説得する必要があります。
 自然の恵みを市民に還元させることを考えましょう。

討論
05年1定民生常任委員会討論           05,3/22
 私は05年度、議案16号一般会計予算案中環境施策について以下討論を行います。
 環境費予算の殆どはゴミ収集と処分費に係わる経費であり、環境対策の充実や環境戦略確立のための予算は1,5%と極めて低い状況です。自然環境に対する調査、収集、分析の予算はなく、また具体に自然と市民を結びつける予算もなしで環境行動自治体を名乗る市長の考えが出ている予算案と思います。
 環境会計など環境回復に結びつかない事には取り組んできましたが、自然の恵みを市民に享受させる考えは無く、故に横須賀の魅力である海の利用提言もありません。これは市民に対し行政サービスの怠慢であり、環境活用は観光にも通じる事から本市の活性化にも寄与していないことを感じる必要があります。
 そこで環境部におかれては各部局にまたがる環境政策、及び環境復元計画などをトータルに評価するシステムの構築と横須賀の環境を活かす環境戦略プランを構築する研究をして欲しいのであります。
 今年は新市長が誕生します。新市長に対し環境問題の今日的課題や自然の活用について担当部として積極的に説明してほしいと思います。島国日本にあっても横須賀は3方正格の違う海に囲まれる希有な都市です。この特性を活かす為にも環境行政において横須賀の環境行政は変ったと言われる準備をされるよう要望します。
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by ichiyanagi25 | 2005-03-25 00:00