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9月議会で感じた新市長の政策と前市長の性格



蒲谷さんの自然認識
 9月15日市長の所信表明に対する質問が行われました。
 私は自然環境に対して市長が述べた「緑豊かな横須賀、美しい海の横須賀」について基本認識を聞き、また選挙時出されていたチラシ(市長はマニュフェストと称してましたが数値目標も書いていないチラシ状のものは私の判断ではマニュフェストとは言い難い)にホタル飛び交う街と海川の親水施設をと言う点について質問しました。
 詳しい質疑応答はインターネット中継などをご覧頂ければと思います。
緑豊かな意味は
 豊かな緑などは戦後の大規模開発でとっくに喪失しているのは航空写真を見れば一目瞭然です。この質問の前に、緑政部に行き分かったのですが市はここ10年以上残存緑地が分かる航空写真を買っていないのです。呆れましたので環境部にも「毎年航空写真くらい買いなさいよ」と申し入れましたが、この程度の予算もつけないのなら環境行動自治体等とは言わないでもらいたい。
新市長の言う緑が豊とは斜面緑地のことだそうでした。ならば線になった緑をどう繋げどう残し、回復していくかのメッセージこそ必要ではないかと指摘しました。
夏汚れてしまう海をどうするかの認識
 美しい海については、魅力ある海岸線とかそれをひっくるめて美しい海と表現したとの答弁。観念的で現実に海を見ていない認識です。今年の夏は60日以上赤潮が出続け猿島他海水浴場が一斉にCランクに下げられたことなどはご存じないようでした。夏気持ちよく泳げる海を復活させることが海の手文化都市の努めであるのではないか。また港湾部は海を浄化する意味を含め磯浜復元に手をつけているし、最大の汚濁原因下水対策にも国策変更もあり手をつけているのだから市民にここを説明すべきではないかと質しましたが、明確な答弁はありませんでした。
 しかし誰が見ても横須賀で一番の魅力は海、自然、美味しい魚にあるのですからそれをどう提供するかです。沢田さんのように自分の興味、指向が強烈にあって、それ以外はやらないと言うのではなさそうなので、そこに期待をかけ、それこそ官民協働で自然の再生と活用を求めていくことではないかと思いました。
 ホタル再生は水田風景の再生です
 ホタルは今までのような、ちまちましたホタル再生でなく、水田里山、小川をという田園生態系を再生復活してNPOに管理させれば自然にホタルは戻るのだから、失われた田園風景を再生したらと問いましたが、やるんだかやらないんだか具体的ではない答弁でしたが公約にも書いてあるのでやらないとは言いませんでした。
 取材していた記者は「やるとも言ってないし、拒否もしてない、記事にしにくいナー」と言っていました。担当部を含め市民との連合軍を造り、市長の気持ちをやる方向へ持って行くことかなと感じました。
 
 総務委で分かった沢田さんの性格
沢田さんの性格を知る上で面白い質疑が21日総務委員会の所管事項質疑で交わされました。市長選に一時立候補表明された委員から退任挨拶状の質問が出ました。
私は貰った記憶がないのですが、沢田さんは退任して10日たった時点で退任挨拶状を関係各位に送ったそうです。その委員は「退任した時点で市長権限はなくなる。10日もたって出した挨拶状は公費または私費でだしたのか。公費なら返して貰うのが筋だ」(大体の質問趣旨)と質問されたいました。退任してから10日たって公費を使い更に市職員を使って出したのならまさに問題です。秘書課長は「公費と私費両方ですが調べて報告します」と言うことで休憩になりました。
 休憩中蒲谷さんを応援しなかった無所属と共産の議員に「沢田さんから挨拶状を貰ったか」ときくと「貰わない」とのこと。私が貰って忘れていたのではないことがハッキリしました。要するに「我につかない奴等は許せん」と言うことでしょうか。
 そこで休憩後、「先ほどの質問だが、公費で出したのか」と聞くと秘書課長は「印刷は退任前に9万なにがしで作成し郵送費は8万幾らで私費だ」との答え。そこで「発送は誰がした」と聞くと課長は「ご自分ですと」。まあ1000通もの発送作業を沢田さんお一人かあるいは夫婦でやられたのか知りませんがさぞ大変だったでしょう。私費なのにすぐ数字がでるのも不思議です。金額は大したことはないけど公私混同でしょう。こちらも退任の挨拶状なんて貰いたくもなく、おつき合いする気もないですが、「敵」と判断した人間には徹底的に分け隔てする性格にはつくづく恐れ入りました。
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by ichiyanagi25 | 2005-09-27 00:00

前市長、市職員に選挙休職与える


 21日総務委員会が開かれました。
 この日は今回の市長選で市職員組合が清掃の現業職役員を一月休ませ蒲谷さんの選挙事務の「裏方」を務めさせました。その職員に専従休職許可を与えた沢田市長は地方公務員法に違反するので休職許可を取り消すようにとの請願が出されました。
 請願を出したのは木村正孝さんを応援し小泉事務所のやり方にも怒っていた方です。この様なことからか産経、毎日以外は記事にしませんでしたが、信託を受ける市行政の不明朗な行いですから権力のチエック役として報道される内容と思います。 
 さて書記の請願文朗読の後、総務部長は所見で「現業職員で、積極的選挙活動をした訳でもないので地方公務員法に抵触するものではなく、取り消しにはあたらないが市民から見て不透明に映り遺憾であり今後気をつけたい」(大意)と述べました。
蒲谷「与党」の一部委員は『違法性はないな』との質問をしていました。共産党は組合員の政治活動を規制することのないようにとの趣旨で質問をしていましたが、組合が市長と合意して自公が推す官僚候補の応援に行かせたのですから、的はずれです。
 しかし私がおつき合いをしていた頃の職員労働組合は住民運動との連携を重視していましたし、まして自民党が推す官僚候補を応援することなど考えられないことでした。
 まさか沢田前市長が組合に「休職扱いにするから応援を出してくれ」とは要請しないでしょう。何で官僚市長にへりくだるようなことをするのでしょうか。横山市長の時、組合はガチンコでぶつかっており、その姿勢に共感を覚え幾つかの問題で10年以上に渡って共闘した者としては極めて残念でした。しかし最も問題なのは市長権限で休職を取らせたことにあります。
そこで私は以下の意見を述べ、この請願に賛成しました。
専従休職取り消し等の請願についての賛成討論
私はこの請願に賛成の立場で以下討論します。
 今回の件は部長所見にあるように甚だ遺憾であります。
 当選すれば労使の関係になり、労働条件などを巡り利害の対立も生じる関係になりうる組合役員に休職をとらさせ、市長選挙事務を行う所に詰めさせる事は、市民から見て極めて不明朗、不透明な関係に写ります。まるで大阪市で起きている関係を見せられたようで極めて不快であります。
 特に市民から信託を受ける行政の長は、政治的に自分達のためになる事に職員を休職させることを断じて認めるべきではありません。
 関係部長達におかれても市民に対し不明朗に写りそうなことには、上司に対してもしっかり意見具申をして頂きたい。全体の利益を優先して頂きたいと思います。それが言えない組織なら極めて問題ともなります。
 以上、弛緩した市労使の関係に猛省を促すため、この請願に賛成します。
賛成は私一人のみ
 採決の結果賛成は私一人で否決されました。29日の本会議では賛成が何人増えるでしょうか?
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by ichiyanagi25 | 2005-09-24 00:00

テレビに出たもの勝ち選挙

 
 今回私は小泉絶対王朝の11区で有権者にもう一つの選択肢と言う意味と、6月の市長選で見た小泉さんの鉄面皮ぶりに憤慨したため斉藤つよしさんを応援しました。
 小泉さんの鉄面皮とは、言うことを違えることです。あれほどTVや街頭で「官から民へを」絶叫しましたが横須賀市長選挙では官から官を私達に押しつけたではありませんか。言っている事を平気で違える。その内実を竹内さんも木村さんも藤野、吉田君も見たのです。それと寝てても勝てる、何をしても大丈夫との驕慢を感じたからです。
 それはともかく11区では小泉さん20万票に迫る勢いでした。方や斉藤さんは5万5百と約4分の1しか獲得できない。天木氏や羽柴氏は1万以下。この二人については後に譲るとして小泉圧勝は圧倒的無党派層の「支持」によるものと思います。
  小泉さんが市長選時取った態度を許せないと思った小泉支持層は結構いました。その票は2万くらいと感じていましたので、今回は15万票くらいに減るのではないかと思っていましたが、それを消してしまうほどの浮動票の山が動いてしまいました。
 小泉演出大成功のカギはTVへの仕掛けです。総理ですから当然とはいえ11区の誰よりも圧倒的にTVメディアに登場できたのです。天木さんなどはTVで取り上げられれば2万票はいったでしょう。各地の小泉刺客より経歴はあり主張はまともです。しかしTVはホリエンモンだの、くノ一だのとワイドショー化し総理の選挙区は無視です。これでは小泉以外TVに出られません。選挙報道の公平なんて特にTVメディアではないんです。が、結局ここが大衆動員をするんですね。羽柴さんももくろみ大はずれ、全然目立たないから。結果、横須賀では市議選でも落選するような票しか出ませんでした。まさに電気紙芝居恐るべし。純様フィーバーをあおる全国報道でした。
なぜ木村正孝氏を超えられなかったか
 問題は5万5百の我が斉藤候補です。6月の市長選挙より投票率が26%も上がったのに木村正孝さんの5万7千に届かないのです。「沢木より上回った」なんて喜ぶ手合いがいたら何をか況やです。沢木さんの票と殆ど変わらないのですから選挙運動の成果はなかった(組織の限界)、反小泉基礎票の8割程が来たのみと分析すべきでしょう。
 私は斉藤さんから応援を求められた時、要するにババ引いたのだから「比例1位を保障されたのか、あるいは保守の支持を回してくれたのか」を聞きました。いずれもないというのです。斉藤さんは自治労出身ですから官公労主体の選対になるだろうとすぐ想像できましたので、後者の方はもう少し党から手当てされるものと思っていました。そして11区で比例復活を視野に入れる選挙をめざすなら労組は3本の矢の1本以下となり表に出ないほうがよい、あと二本の矢ができれば面白い選挙になると思いました。そこで後援会の暑気払いの席上市民運動に携わる人を中心に市民選対を立ち上げました。世話人は小林関東学院教授、呉東弁護士、それに一柳です。
 市長選のつけ、支持広がらない
 問題は保守層と無所属系の支持です。早速木村さんにあって頂き知恵をもらいました。藤野、吉田両君にも斉藤さんとあって欲しいと頼みましたが市長選時、斉藤さんが蒲谷氏の出陣式に出たことなどがネックになり応援は断られました。これで若い浮動票が5千は減ったと思いましたし、市長選のような勝手連型は出来ない事を悟りました。
 またNPO、市民団体に市民選対に入ってと誘っても反応が鈍かった。市長選時の蒲谷応援がここでもきいていました。2ヶ月半前まで自公と、しかも小泉と相乗りで官僚候補を応援して、ここで急に自公批判し政権交代を言ったって信用はされませんわね。民主党愛知1区の川村たかしさん(小選挙区当選)の言う通りです。民主は楽をせず地方で自公と相乗りしないことです、それが反小泉を引きつける事と銘記すべきです。
 さて斉藤さんの選挙で唖然としたのは9月7日にベイサイドポケットで行われた組合主体の集会でした。その前日市民選対による個人演説会を追浜で催したので、7日には一柳も出ろと言うことかと選対に聞いた所、来て欲しいと言うことでした。そこで出るなら呉東弁護士と共に市民選対であると紹介して欲しいと頼みましたが、当日は応援議員の一人として紹介があっただけでした。
 社会党に戻った?
 それより驚いたのは壇上にいる応援弁士の顔ぶれでした。反基地運動の闘士やアスベスト被害者、そしてネットの原島さんが並んでいます。いわく市民の怒りを聞くというのです。市民の怒りを聞くなら小泉さんに泣かされてきた中小企業や商店主、市長選で小泉許せずと思った経営者などを出せば反小泉連合を演出できたでしょう。
 壇上と観客席を見て20年前にタイムスリップ、社会党の個人演説会に来たのかと思いました。この瞬間木村さんの票を下回るだろうと思いましたが選挙中なので口外はしませんでした。早速新聞記者に電話を入れ終盤情勢を聞きました「良くて7万対15万のダブルスコア、ダメならまさに5万そこそこ、木村を下まわる」と言います。他の記者に電話をすれば、「11区はいらない他に回れと言われて横須賀にはいない」と、そして日曜の8時10分には小泉当確が出るとも。結果はその通りとなりました。
 民主党と斉藤さん本人が今後神奈川11区をどう考えるかですが、今まで指摘したことを克服できなければ小泉王朝は4代目に引き継がれ100年王朝となるでしょう。
 地道にそしてぶれずにチエック
 しかし改めてTVの影響を考えてしまいます。市長選時の投票率が40%なのに今回横須賀で投票率68%ですからね。これはまさにメディア戦略のおかげですが有権者はメディアの作為を見破る目も必要と思いました。しかし国政も重要ですが日々の暮らしは市政のほうが直結しています。横須賀の有権者はぜひ中核市の市政に関心を払って頂きたいと思います。
 また私達も判りやすい主張をしないといけませんね。美術館は場所が悪いだ、必要だけど時期が悪いなんて、歯切れの悪いこと事言わないで横須賀にはいらない。無駄なハコモノは必要ないと、、この期に及んでも明確に言うべきと思います。コロコロ変わる政治家は信頼されません。小泉さんの良し悪しはともかく、支持はぶれないことを見せたからでしょう。自説を曲げず数年干された所から今日があるわけです。そう言う意味では今回の高支持は小泉内蔵助、仇討劇への喝采もあったと思います。
 有権者はみています。「今回は小泉だけどダメなら次は民主にするから」と支持者からも言われました。市会議員は4年間信託されて政治をチエックする訳ですから、地道に課題と取り組み、市長に対し良い悪いのジャッジを明確にする事だと思います。9日市長の所信表明が行われ15日から議会の質問が始まります。無所属は個人質問として最後に回されますが、議会での質疑を通じ市長の資質についてを次に報告します。
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by ichiyanagi25 | 2005-09-13 00:00