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長原子力空母を容認す

新聞報道で概要はご存じと思いますが重要な事柄なので号外を出し受け入れの仕方について意見を述べ蒲谷市長に抗議します。
議会終了後に外相訪問
 第2回定例市議会が6月9日に終わるとそれを見計らったように12日麻生外相を代表とする政府「訪問団」が横須賀市を訪れ蒲谷市長の「説得」にあたりました。
 麻生外相から原子力空母の安全性を説明され、また再来年以降通常型空母の配備はあり得ないことを従来通りに説明されると、蒲谷市長は政府の「誠意」を評価し原子力空母母港化を受け入れたのです。シナリオ通りの儀式を見る思いですが更に手回しの良いことに15日の日米合同委員会で12号バースの浚渫を決めてしまいました(裏面緒元参照、吃水が深くなり浚渫します)。浚渫には港湾管理者の長として蒲谷市長の許可が必要ですがこのカードもあっさり投げ出し協議に応ずる旨の表明をしてしまいました。
蒲谷市長の限界
 私は昨年の市長選では木村さんを応援しました。「蒲谷不支持」の理由は美術館を建設する事と、原子力空母を政府の言うがまま受け入れてしまうだろうと思ったからです。
 蒲谷さんは幾ら「地元生まれ」と言われても要するに国から送られてきた人です。自治省から助役に送られ同じく官僚出身の沢田氏後継候補として市長選に出馬しました。
 その人が生粋の地元人で非情の総理に対抗して原子力空母の母港化をはねつける事などまず出来ないと思った事が第1。また受け入れざるを得ない状況になった時、不平等きわまる日米地位協定の改正と引き替えに認めるというようなタフな交渉も出来ないだろうと思ったからですが、今回その予測は不幸にも見事に的中しました。
 蒲谷市長は繰り返し日米政府に向け「通常艦配備を」と要請はしていました。しかし各紙が伝えるように市民との共闘は拒否。住民投票や市民アンケートの採用などの具体的な行動も一切取らず「私なりの最善の方法で取り組む」と言って日米政府、米海軍に穏やかな陳情を繰り返すのみでした。その都度陳情は受け入れられず「壁は厚い」と弱音を吐いて受け入れやむなしの既成事実を積み上げてきたのが、この1年でした。
議会での質問と市長の弱腰
 14日の市議会全員協議会で私は市長に次の2点を質しました。
1,容認論を縷々うかがいましたが本日、市長自ら安保堅持派で空母の横須賀母港化は日米安全保障上重要不可欠であるとの認識を述べられました。また政府の原子力軍艦に対する見解は1年前も同じく安全と言っており今変わった訳ではありません。ならば昨年の市長選時、原子力空母については安全を徹底して求めていくと言われれば良かった。
市長;「昨年の段階では原子力空母受け入れとは言えない」。との趣旨を言いよどみながら答えられましたが、選挙戦術で通常艦配備と言い続けたと疑わざるをえません。
2,もう一つ地位協定について伺います。12日外相との会談でこの不平等協定にお触れになりましたか?。日米地位協定について日本政府として米政府に改訂協議を申し入れるとの回答をされたいと政府に迫ってほしいのですが、その決意のほどは。
市長;原子力空母受け入れと絡めるつもりはなく、この日はふれなかったが、重要なので全力を尽くしたい。
 この答弁を聞いて呆れました。母港化を認めた後で地位協定改訂を求めたところで政府は痛痒を感じません。担当官僚は改訂論議を「昔陸軍、今米軍」と評し米軍相手に協定を変えさせる困難性を述べているそうです。市民の安全を守るため協定を改定しなければ母港化は断じて認めないとの決意を示さねばとても勝ち取れる課題ではありません。 地位協定は日本人の人権を軽んじ米軍基地を租界扱いしている不平等協定です。米兵犯罪人は収監されても特別待遇(現在情報公開請求中)なので抑止効果が働かず犯罪は減っていません。今回の受け入れで今後後横須賀での米兵犯罪が増加する事が懸念されます。市民への安心安全が担保されない中での原子力空母容認は絶対に許せません。
 今後は市民の皆さんと共闘して市長の責任を追及し、政府には安全の担保を迫ります。
        2006年6月18日 
                          横須賀市議会議員 一柳 洋
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by ichiyanagi25 | 2006-06-19 00:00

原子力空母への配慮、予想とおりの無期懲役刑判決


スピード判決に隠されたもの
6月3日の報道通りウイリアム・リース被告(22)に無期懲役刑が下されました。通訳付の判決言い渡しも30分ちょっとで終わりました。
あれだけの殺人事件がまさか2回で結審するとは思わず裁判傍聴をしませんでしたが、政治的判断から多分これが最後の公判と思い、傍聴に出かけました。傍聴希望者が傍聴席数を越えたためくじ引きとなり11名の方が傍聴できずに終わりました。
 公判では冒頭検察から解剖所見の陳述があり、その後主文及び判決理由が通訳しやすいように区切られて裁判長から述べられました。
 抽選待機中に私の前に並んでいた法学部の学生から「あれだけの殺し方をしても日本では一人殺しただけだと死刑にはならないんですね」と言われましたが同感です。
 強盗殺人で起訴されましたがある米海軍将校は「女性をあんなに酷たらしく殺す奴は米国でも最低のげす野郎だから死刑判決でも控訴しない、早く裁いてほしい」と言っていたそうです。米海軍と日米政府の希望通りのスピード判決と言えないでしょうか。
 弁護士は米軍と契約している日本人女性弁護士でしたが、殺意を否定いる被告の弁護を忠実にしないで被告側証人申請もせず2回で結審を飲みました。これも米海軍の意向に沿った弁護方針かと思われます。スピード裁判の理由は原子力空母配備の配慮であることは論を待たないでしょう。
 裁判長は11分にもわたる殺害状況、何度もの殴打、襟首を持って壁に叩きつける、倒れたところを更に蹴り踏みつける残虐行為で肋骨多数骨折、腎臓、肝臓破裂により死亡させたことは許し難いと無期懲役の理由を述べていましたが判事、検事、弁護側そして被告とも本当の犯行動機を隠したまま裁判を閉じたと言わざるをえません。
 犯行の動機を夜っぴて飲み過ぎ所持金の殆どを使い果たし、むしゃくしゃして何とか金を奪おうとして、早朝米が浜に行き最初の女性に声をかけたが後から亭主がついてきたので諦め次に通りがかった佐藤さんを襲ったと供述していますが、状況から金取り目的とは思えません。
 金取り目的ではなかった本当の理由
 この被告は常時勃起状態の男のようで犯行前後の行動にセックスが絡んでいます。佐藤さんから奪った金で風俗店に入り性処理していますし犯行前夜には横浜の彼女の所へ行っています。
 辛いことを書きますが佐藤さんを襲ったのも強姦目的だったと思わざるをえません。金を取るなら1,2発殴って昏倒したりうずくまったりしたところでバックだけ奪えばよい訳です。1,2社が「着衣の乱れ」、「強姦目的か?」と書いただけで犯人逮捕後は遺族のことを考えてか、すべてこのことにふれていませんが、下着が膝まで下ろされて死んでいた(強姦はしていない)ことをマスコミ各社は警察から聞いています。
強姦目的だからこそ11分にわたり執拗に攻撃を加えたと思われます。強盗殺人の上強姦目的の事実が明らかになれば市民の怒りはこのように早く収まらないのでその事実は裁判で明らかにせず、無期懲役を飲ませたと思われてなりません。故に多分控訴はさせず控訴期限の16日に一審確定、横須賀刑務所入りと思われます。
 犯行を通報しなかった日本人
実は佐藤さんが襲われているとき二人の日本人が異変に気がついています。一人は近所のマンション住人で激しく言い争う声を聞いて「何やってんだ」と怒鳴ったところ静かになったので2度寝してしまったが、起きて改めてビルの中を見ると女性が倒れていたので警察に通報したとあります。もう一人はバイクか何かに乗って通りがかったが男女の痴話喧嘩かと思い、また関わり合いを持ちたくないのでその場から逃れ警察にも通報しなかったが後に(防犯カメラから追跡され)警察に呼ばれ、殺害されたと知り反省しているとのことです。9年前同所近くで夜、黒人3人組に襲われ九死に一生を得た小島さんの場合も目撃者が震え上がって通報せず犯人を取り逃がしてしまいました。米兵犯罪に限らず犯罪を見たら、今は携帯をもっているのですからすぐ警察に通報したいものです。
 米兵受刑者は特別待遇
 米兵犯罪被害者の会の海老原さんから米兵犯罪人は刑が確定してからは総て横須賀刑務所にはいるがスチーム暖房つき房で食事も日本人とは違う特別メニューと知らされました。基地対策課を介してその様な不平等な事が行われているのか横須賀刑務所に照会しました。刑務所庶務課に照会すると最初「そのような不平等な扱いは以前していたがやめている」というので、いつからどういう理由でやめたのかと再照会すると「米兵と日本人では1日接種カロリー量が600違うメニューであり食材は米軍から提供される」というものでした。これは臭いと感じたので、ならば日本人収監者と米兵収監者の1週間分のメニューを出してほしいと求めたところ、「出せないので情報公開法に基づいて請求してほしい」との回答がありました。
 益々疑わしくなってきました。臭い飯でなく旨い飯を日本人より多く食えたのではまさに「別荘」暮らしです。日本人として許せません。来週開示請求しますが同時に国会議員に国政調査権の発動として刑務所視察を求めています。実現の際は海老原さんなどとも同行したいと思います。
米兵受刑者には特別待遇を許すこの国の(自民党)政府は何なのでしょうか?怒りがこみ上げてきます。事実が判明次第またご報告します。
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by ichiyanagi25 | 2006-06-05 00:00