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検察無謬論で決まりか

結局検察の勝利か?
 29日千葉県知事選が行われ森田健作(自民)が大勝した事から、小沢民主党主の引責辞任論が持ち上がっている。これ程大差がつくとは思わなかったが、千葉は森田優位説が当初から言われていた。前回も僅差で堂本知事に敗れて知名度はあったし駅立ちもそれなりにこなしていたのだろう。堂本氏は三番瀬など東京湾関連では全く評判が悪かった。彼女はおたかさんブームで89年参議院議員に当選した。私は91年に当選してから同じ社会党と言う事で90年代前半に参院会館で1,2度あった事があるが「軽いおばさんだな」との印象しかない。二位の吉田氏はこの後継では票が伸びないのは無理がないと思う。 
 当初は白石真澄氏がTVでの顔が売れている事と民主の応援を得て断然有利かと思われたが、これまたタレント特有のノリで民主と決裂(白石の新自由主義思想がネックとも言われる)、最期は公明の支持しか取れず森田に惨敗した。公明が白石支持になったのは隠れ自民の森田が創価学会嫌いで支持できないと言う理由だそうだから、戦いは低レベルである。
 この頃流行の丙丁つけがたい選挙戦だったが、後は森田知事をどうつけるか自然保護団体や福祉団体の運動体のありようも問われる。前評判通りに森田がだめならプロパーのいい人を育てるしかないだろう。この頃そのまんま東と言い、大阪の橋本と言い評価に価しないタレント知事が増える風潮は決して良いとは思えない。一部に存在する愉快犯的な投票行為は考え直した方がよい。
 この様な低レベル選挙結果も小沢のせいだとマスコミの小沢氏への攻撃はやまない。検察による国策捜査とマスコミの協力による政敵追い落としはしつこく展開される。連日のキャンペーンで国民もやはり小沢離れに向かっているようだ。
 民主は乾坤一擲の反撃をするなら、小沢、二階、そして検事総長を証人喚問又は参考人招致して国会で追及する事だと思う。それが出来ないなら、選挙直前に小沢氏は辞任して岡田氏に党首を譲り一挙にイメージを変えて政権交代に賭けるしかないと思う。そして自身も立候補を辞めて、小沢総理はない事を明らかにして徹底的に全国行脚し一人でも当選数を増やす事だろう。
  政権交代した後、法務大臣に凄いのを据えて徹底的に今回の国策捜査の構図を暴けばいい。田中ロッキード事件の構図も明らかになれば、それこそ政権交代の意味があると言うものだ。
高橋洋一は何だ? 
 今朝又変なニュースが飛び込んできた。辞め官僚で麻生批判派の東洋大教授の高橋洋一氏が窃盗の罪で書類送検されたという。争わず送検されたのだから罪は認めたのだろう。この人反麻生だが親小泉で竹中と組んでいた財務官僚だから植草氏の状況とは違うようだが裏は何だったのだろう。微罪の犯罪でも検察は国策捜査で引っかける事があるが、官僚を辞めても著書も売れ、私大教授なのだから金に困る事はないのに数十万の腕時計を掻っ払うとは合点が行かない。
 単なる窃盗壁なら口が開いてふさがらないが、この伝で行くと破廉恥罪や窃盗でも政敵は簡単に社会追放できるからそれで訝るのだが・・・。これについては今後の情報を待つしかないようですね。
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by ichiyanagi25 | 2009-03-31 12:25

議会欠席は遺憾

この頃の議運報告
 マスコミは小沢辞任コールで湧いており、市議会の事など殆ど報じられません。まして議会運営委員会で何が論議されているか、市民傍聴も少なく新聞記者の取材も少ないので懲罰議案でもない限り殆ど報じられる事はありません。
 去る25日閉会した第1回定例(予算)議会では二つの問題を感じたので会派として議運に対し以下を提起しました。
 一つは質問のありようで第1回定例会では議事の効率上、代表質問と称し各会派(無会派は個人質疑)議案及び施政方針演説に対する質問(質疑)をし一般質問(市行政に関係する事柄は何でも質問できる)はしないとの申し合わせがあります。これは議会運営ですから「一般質問もできる」とする事も出来ます。ですがこの申し合わせを「改めよ」との提案はどこからもありません。
 ところが今年は二人の無会派議員が今まで取り上げていた、言わば自身の得意分野を一般質問的に質問したり、別に出ている陳情(本来は所管委員会で審査を行う)を先取りして質問したりしました。そこでニューウイングは改めて議論ル-ルを各議員徹底しようと議運に提案し、議題となり25日の議運で当会派提案は全会一致で合意されました。結果議長から当事者に注意があります。  
 しかし優しい議会になったもので10年程前までなら左右ともうるさ型いて、この様な質問をすれば「議長、今の質問は一般質問で質疑ではない」と動議が出て議長が注意するか又は議運を開いて質問を止めさせるかになったでしょう。数を頼んでの嫌がらせはもってのほかですが、議会論議はルールに基づいて緊張感をもって行う事を認識すべきでしょう。
 それ以上に今議会で問題だったのは会議の欠席です。議員は立候補して選挙の洗礼をうけ議員なるわけです。晴れて議員となったら市民代表として市政をチエック(質問)し是々非々で議案に対し賛否を現すのが市民代表としての責務です。増して地方議会の開催日は国会と違い少ないのですから、とても起きていられない状態や、また親族のお弔い以外は万難を排して出席すべきで、私も初当選時先輩議員からきつく注意を受けました。私事ですが8年前2度のがん手術で合計90日ほど入院しましたが、いずれも議会閉会中の5月と7,8月に入院して議会欠席はしない配慮をしました。
 今月3日には市民病院を指定管理制度に移すという条例改正議案が出されましたが、研政連の2名が病欠しました(同日に1会派から2名欠席など極めて珍しい)。うち1人は職員組織に係わる人で「欠席は逃げではないのか」との組合員から問い合わせが私宛にありました。6年前の3月議会では議長経験者3人(いずれも保守系)が議会を欠席し卒業式に出ていた事が発覚し、懲罰事案として取り上げられ、議運で陳謝した事もありました。
 今回はそのような情報や通報はありませんでしたが、前日と翌日の議会には出席しているのですから見識は問われます。そこでニューウイングとして病欠ならば客観証拠として診断書を届け出に添付すべきと議運に提案し、議題となりました。
 25日の議運では、どういう理由で提案したのか事実関係を知りたいとの質問や、欠席の見識を問う発言が他会派からありましたが、当事者会派委員から『病欠だからしようがない』と悪びれない発言が続き、診断書添付など要らず従前通りの届け出だけでよいとの主張がされました。私は他会派からの意見ならともかく当事者が言う事かと反論しました。
 自民からは欠席理由も知らされない現状は改善し、どの様な理由で欠席したのか報告して欲しいと、もっともな意見も出ました。結局議員として自覚し、健康管理に気をつけ欠席しないように(趣旨)との議長意見と、会派に持ち帰りよく伝えるようにとの委員長のまとめがあり、今回は幕となりました。議会欠席について有権者の皆様はどう思われるでしょうか?
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by ichiyanagi25 | 2009-03-27 18:48

市長候補出揃う-報告2

市長候補出揃う
 昨20日付各紙で呉東弁護士の市長選出馬が明らかになりました。
 ようやくこれで「3役揃い踏み」となりました。
 呉東さんが原子力空母配備や基地問題を課題の一つして、前面に押し出さなかったのは現実的選択だと思います。
呉東弁護士とは20年以上の付き合いで、追浜で毎月行っている法律相談は19年目を迎えます。また5回の市議選でその都度応援して頂いていますので今度はその恩返しをする番と思っています。しかし、私は反安保に基づく左翼反基地勢力とは一線を画していますので、呉東さんとの個人的な繋がりで支援関係を築く事になると思います。
 なお観念的な事では有権者に思いが届かないと思いますので、自然環境問題と医療問題などの政策作りをどうされるかも判断材料と思います。
 吉田君とは6年前から無会派仲間として美術館問題やいくつかの事で共闘関係を作り、4年半前には木村さんなどと会派を組む寸前まで行った事もあります。昨年11月会派を組んだのも吉田君の申し出がきっかけです。私がニューウイングに入る事を快く思っていない左翼(労組)系守旧派が圧力をかけていて(私にではありません)会派入りが中々出来ませんでしたが、吉田君の申し出で会派を組む事になりました。更に野村君も時をおかず会派入りとなり、昨年12月に会派ニューウイングは5人でスタートし、私は6年ぶりに議会運営に意見を言えるようになりました。
 なお会派組にあたって私達4人は吉田君に「半年後の市長選に出る事はないだろうな」と再三確認しました。年が明けてから疑心暗鬼は募り吉田君に本心を質し、また説得もしました。その時の4人の意見は角度は若干違うものの「4年待て。33才で市長選に勝っても、役人は言う事を聞かず、議会の8割は抵抗勢力となり長島市長時代の逗子同様混乱し、結果市民の為にならない。4年後なら全員応援する」としましたが、その時は『まだ決めていない』と本心を隠していました。
 一番不快に思ったのは会派控え室の仕切り工事をする前(2/20前)に、税金(工事費)を無駄にしない事もあり再々度確認した時『予算を見てから』と答えた時でした。予算の賛否を問うているわけでも無いのに、21年度予算を見てから市長選出馬を決めると言うのは同志(先輩)をもてあそび過ぎていると思いました。結果本心を隠し会派に入った(と言わざるを得ない)のですから、全員の反対を受け「自己都合」で離団のやむなきに至りました。
 ところで現職の蒲谷市長ですが、本人は自分の当選を確信しているのか、全くノーテンキに映ります。「与党」議員多数は蒲谷さんに対するシンパシーも無いので、日和を見ており、このまま行けば横浜の高秀市長と同じ結果になるのではと予測します。土建業界票も過半は吉田君に行くでしょう。政治センスがない事から市民病院の指定管理移行を拙速に行いました。結果今、市民病院では看護職の大量退職も危惧され、懸念していた医療崩壊が選挙前にも現れそうです。
 麻生総理並みに墓穴を掘りまた政策的なこだわりもなく、したい事も見えず呉東さんから「無気力市長」と言われる所以です。
 この4年、経済状態は更に厳しくなるのは明らかです。投資的な事は殆ど出来ません。地味ですがセーフティネットの確立こそが一番求められる事になるでしょう。3者が競いあって横須賀で今何をすべきかが明らかになれば市民の為になります。
 なお後1人出るとも言われますが、有望株は出揃いましたので、例え出ても泡沫でしょう。今後も適宜報告及び意見をアップしていきます。乞うご期待!
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by ichiyanagi25 | 2009-03-21 07:34

市長候補出揃わず

市長候補
 新聞報道の通り吉田君が市長選出馬を表明しました。
 議会ではたった4ヶ月で会派を離団したので昨日の議運で吉田君離団に伴う諸措置についてが議題となりました。会派控え室の仕切り工事に200万円以上かかることから、工事直前の2月20日にも「市長立候補はないんだな」と確認しましたが言を左右に明確に返事をしませんでした。が、それから2週間後の3月4日に立候補表明が私達(会派ニューウイング)にありました。
 若干33才、市議経験6年の立候補です。4年前29歳の時も出馬意欲満々でしたが、内部事情で出馬断念し木村政孝氏支持に回りました。なお先のブログで今週現職の蒲谷氏以外の市長候補についてコメントする旨予告しておりましたが、呉東さんの方が「優柔不断」?で未だ態度表明しておりません。故に見送らざるを得ません。
 呉東弁護士を推す?と思われる勢力が、観念論を繰り返しているようで出馬表明が遅れています。3名中一番知名度が低く完全に出遅れている認識がないのは熾烈な選挙を経験するものとして呆れる思いです。
 また呉東さんに対し吉田君と一本化して「反蒲谷連合」をと言う人達もいるようですが、イデオロギー的に吉田君と呉東さんは相容れません、身近で見ていて更に確認しているのでこの見方に間違いはリありません。
 蒲谷氏もガリ勉で栄光、東大を出た単なるB級官僚上がりに過ぎず、政策通でもなくイデオロギー的に偏っているわけではありません。可もなく不可もない人です。何をしたいのか鵺のようで経済界から「暖簾に腕押し」と揶揄される所以と思います。故に反蒲谷と言う程の相手でもなく、こんな事に拘るなら、その候補も同じレベル以下で、甲乙ではなく丙丁つけがたい候補と映ります。
 この頃何処でもビジョンもろくろくないのに野心だけ旺盛、或いは政治を軽く見て後出しじゃんけんのように出る候補が多いのですが、首長候補はそんなものであっては困ります。現職批判だけでなく私はこうしたいという候補者が出るべきです。
 
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by ichiyanagi25 | 2009-03-14 11:24

国策操作?

国策操作?
  小沢一郎の秘書逮捕でかしましいマスコミですが、是非注意をして欲しいことがあります。まず3月4日の予算通過が決まった朝に秘書逮捕となり一斉報道となったこと。
 大体政権交代が確実視される野党第1党党首の第1秘書を逮捕するのに、総理に一切の知らせがない等という事は、統治機構上ありえません。高検を含め検察は法務省の特別機関です。法務大臣より偉いのは総理ですから法務大臣と総理が知らずしてこの種の逮捕はありえません。 麻生さんが全てを仕組んだと言う意味ではなく、この種の逮捕劇に純粋司法マターなどと言うことはあり得ないということです。
 ロッキード事件当時なら検察発表(リーク)を信じる国民は殆どだったでしょうが、「国策捜査」については佐藤優氏やヤメ検で現在収監中の田中森一氏が、国策捜査の本当と、上の許可がない捜査なんてできないと書いています。そして検察のよりどころは「世論」であること。だから起訴もしていない段階でリークの限りを尽くしてテレビ、ラジオ、新聞総動員で「小沢疑惑」をすり込むわけです。外務省にチクられ逮捕された外務省の職員佐藤優氏(休職中)や鈴木宗男氏らが書いていますが「国策捜査」のターゲットにされたらまず逃れられないことです。司法バランスを取って不起訴処分や無罪判決を出す時は政治的にピ-クを過ぎています。結果無罪などそんなことはどうでもよくて「国策捜査」の政治目的は果たしたことになります。
 「壊し屋小沢」は自民、公明に政敵が多いからこういう事になったのでしょう。田中森一氏の著書中に「中曽根が逮捕を免れたのは風見鶏で全方位外交をしていたから」とあります。その点小泉さんも同様ですね。自身の疑惑はでない変わりに自分に都合が悪い鈴木宗男から田中真紀子や橋龍までみんな疑惑で政界追放。検察の手を借りなくて良ければ中曽根、宮沢氏のように定年制を持ち出し立候補を認めず強制引退させたのですから。宗男氏は道民の理解で自力カムバックしたが「日歯連献金疑惑」で橋龍は取引で逮捕は免れたものの、余程のストレスからか、多臓器不全、敗血症性ショックであっという間に亡くなりました。そう言えば鈴木宗男氏も収監中胃ガンになりましたね。生還したのは運が権力より強かったと言うことでしょう。
私は小沢一郎という男が信じられませんので政権を取ったらさっさと議員辞職して総理は岡田さんにして貰いたいと思いますが、今回の件は不快です。国民の一人でも多くが相も変わらぬ政敵追い落とし劇の国策捜査を理解し、マスコミに洗脳されないように期待しています。
 ネットではきっこのブログやまぐまぐ通信ほかでマスコミを鵜呑みにしないよう注意文を流しています。健全な有権者は佐藤優氏(「国家の罠」は文庫本にもなっている)や田中森一氏の著書を是非読んで下さい。
有権者は小沢辞任でも選挙で政権交代をさせると思いますが、民主がこの自民政権最期のバトルをどう制するかにも注目しています。

予告編
横須賀市長選の立候補者とそれに対する会派や私のコメントは来週掲載予定です。
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by ichiyanagi25 | 2009-03-06 20:03

議会速報-定額給付金

議会速報-定額給付金
  小沢一郎の秘書逮捕でかしましいマスコミですが、本日(3/4)衆議院で3分の2を使い可決した定額給付金の支給事務議案が、時を同じくして横須賀市議会でも採決となりました。
 4日午前、支給事務議案が総務委と民生委に議案が負託されました。総務委では私は以下の討論をし反対しました。総務委での反対は私達ニューウイングの2名(上地、一柳)のみ。民生ではニューウイング野村及びネット1の計2名反対でやはり賛成多数で可決されました。
総務委一柳反対討論
  「昨日の市長答弁にもあるように、これは本来法定受託事務とすべきです。今回、定額給付金支給事務を自治事務としたことは地方分権に逆行したもので、地方分権を求めてきた議員として断固として許容できません。
 「この様な政府の押し付けについては地方議員として審議拒否も考えましたが、意見を述べ反対を表明した方がよいと判断しました。分権論者の同調を期待します。なお本件は地方分権上、重大な問題ですので会派を代表して団長が本会議で反対討論をします」。以上討論とします。
  午後1時より本会議を開きましたが討論はニューウイングのみで評決に入り、結果反対は9、内訳は私達5名に無会派2,研政連2名での9名でした。賛成は自・公、共産、そして新政会、研政連の5名計33名でした。
前の議運の報告でも述べたように、この件は地方分権をどれだけ市議が意識しているかを問われたと思います。なお分権論者であるはず?の研政連の女性2名の賛否は分かれました。

本会議での上地代表の反対討論
  議案第56号(定額給付金支給事務)に対して、会派として充分な時間をかけて論議した結果、反対する立場から討論を行います。

 1999年に制定され、翌2000年4月に施行されたいわゆる地方分権一括法により、自治体の長を国の機関として、国の仕事を行わせる仕組みである機関委任事務制度が廃止され、自治体が処理する事務は、自治事務と法定受託事務に再編されました。この結果、法律に基づく事務であったとしても、それは地域の事務であり、基本的には自治体の自己責任と自己決定の下、処理することができるようなり、国と地方が上下・主従関係にあった機関委任事務体制から、対等・協力関係に改められたわけです。
 このうち法定受託事務は、国が本来果たすべき役割に係るものであって、国においてその適正な処理を特に確保する必要があるものとして、法律か政令に定めるものであり、従来の機関委任事務のように自治体を国の統制下に置くものとしないために、厳格な取扱いが求められます。
 そのため、1998年5月29日に閣議決定され、一括法の拠り所となった政府の「地方分権推進計画」では、機関委任事務から法定受託事務に振り分けるための指標として8項目が示されました。その中の3項目に、「全国単一の制度又は全国一律の基準により行う給付金の支給等に関する事務」を挙げ、「全国単一の制度又は全国一律の基準により行う給付金の支給等に関する事務」として、
1、生存にかかわるナショナル・ミニマムを確保するため、全国一律に公平・平等に行う給付金の支給等に関する事務
2、全国単一の制度として、国が拠出を求め運営する保険及び給付金の支給等に関する事務
という定義がなされました。
 普通に考えれば、今回の定額給付金は定額減税であり、さらには国民一律の生活対策という趣旨であり、この支給業務は「全国一律に支給基準を決め、その給付金の支給に関する事務」に該当し、「法定受託事務」しかありえず、当然、この支給業務に関する法律を制定すべきであり、また、仮に自治事務と整理したとしても、自治体に事務処理を義務付ける場合は法律また政令による必要がありますが、定額給付金の事務処理の根拠については法定化されていません。したがって、定額給付金に関する事務は法律に基づかない非法定自治事務という整理になるのでしょうか。そうすると、定額給付金は自治体の任意により行うもの、つまり、実施するかしないかは自治体の裁量ということになります。
 百歩譲ってこの事務が法定化されたとしても、地方自治法2条13項は「法律またはこれに基づく政令により地方公共団体が処理する事とされる事務が自治事務である場合国は、地方公共団体が地域の特性に応じて当該事務を処理することができるよう特に配慮しなければならない」と規定しており、実質的に地方自治体の裁量が全くない事務はこの法の趣旨に反しているとも言えます。
 各種世論調査によれば、この定額給付金については賛否が分かれるものの、給付が決定したならば受給すると考えている方達が多いやに聞きおよんでおります。ましてや、本市の経済や市民生活の現状から言えば、この給付金は、本市の経済対策以上に、市内消費活動を活性化させ、合わせて市民の生活支援の一助になりえると容易に想像ができるものであり、本市の議員として、給付そのものに決して異を唱えるものではありません。
 過日行われた教育経済常任委員会においても、私たちの会派からも、定額給付金と本市緊急対策のひとつである「プレミアム商品券」との相乗効果について論議した経緯もあります。
しかし、私たち「ニューウィング横須賀」が本義案に反対する論点は、本件給付を法定外の「自治事務」としながら、実施が事実上強制されるようなこの手法はさまざまな歴史的経緯を経て、ようやく到来した地方分権の流れを否定しているとしか思えず、政府の上位下達の体質は看過できるものではありません。
 地方分権こそが、本当の意味で、市民の政治の在りようとの確信から、本議案は、時代に逆行した手続きとして地方からの強い抗議の意味を込め、反対するものであります。
 議場の皆様におかれましても、ご同調くださいますようお願いして反対討論を終わります。
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by ichiyanagi25 | 2009-03-04 17:48