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蒲谷自滅で吉田浮上&呉東さん蚊帳の外の結果

蒲谷自滅で吉田浮上&呉東さん蚊帳の外の結果
 投票率が45%と聞いて昨晩8時過ぎに吉田君の勝利を確信しました。
 結果は4千5百票差でした。
 この投票結果、吉田君への期待もさる事ながら、蒲谷自滅の選挙と総括しています。
 基本的に蒲谷氏の情の無さが票に繋がらなかったと見ます。横須賀生まれというものの戸籍上だけで深浦で生まれたわけではありません。4年前に彼の誘いでサシで飲んで話した時、「近所の年寄りに聞いたけど貴男は深浦では生まれてないそうですよ」と尋ねたら『生まれた時に何処で生まれたか何て、誰だって知らないじゃないですか』 と答えたのにはぶっ飛びました。そして本来の姓は渡戸(わたんど)なのにそれを隠すように触れない。更に、これも近所のお年寄りに聞いたのですが昭和32,3年にお母さん(蒲谷)の家系で戦死したりで男が絶えたので、渡戸から妻の姓に一家ごと移したのに栄光を卒業するまで学校では渡戸を通していた事です。これは栄光の同窓生や同級生が『何で蒲谷なんだよ渡戸だろ』 と異口同音に言っていることで分かります。また蒲谷さんは受験勉強は出来たので学校で成績優秀者として毎年読み上げられていたので『渡戸なんて珍しい苗字なので覚えてしまった』と言う先輩もいます。
 そして渡戸家(父親は渡戸家の三男)と何があったか知りませんが渡戸家の話を殆どしないことです。また地元というのに深浦、浦郷町には足を向けず地域の人と久しく話もしないのです。これでは選挙の時だけ地元とか横須賀生まれと言ったって本当の地元民はそう見ません。母親は教育ママ的だったらしく、本人に聞いたら12才まで泳げず海に行った覚えも余り無いそうです。あの食糧難時代、夏海にも行かず貝や魚も捕らず栄光受験の為頑張っていたようです。結局蒲谷さんに情がないのは育て方が間違ったからかもしれませんね。今回ある全国紙記者に「生まれはとぼけるだろうから出身小学校を聞いてみたら」とアドバイスした所『八景小学校』(泥亀町)と答えたそうです。
 吉田君には現状の鬱積観を変えて欲しいとの期待感があったわけですが、裏返せば蒲谷さんの「甚句も詠わず屁もこかず」のキャラが見限られたと見るべきでしょう。吉田君に圧倒的追い風が吹いたわけでありません。まさに蒲谷さん自身の自滅、そして4年前木村さんの戦意喪失で辛勝したのに学習効果がなくこの4年間怠惰に過ごした結果です。全て自分の責任で、厳しさがないから数だけいても頼りにならない応援団しか集まらなかったのです。
 サプライズは小泉人気が票に結びつかなかった事ですが、これは二つの要因があると思います。一つは玉が悪いと人寄せパンダをつけても票に結びつかない。もう一つは小泉劇場の賞味期限切れでしょう。小泉さんに握手を求めない人はもう冷めているし、やってきたことを見ているわけです。これで衆院選11区もおもしろくなります。
呉東さん負け理由の核心 
 呉東さんの敗因は何と言っても原子力空母反対派を選対の中心に据えたことです。私は故に追浜を担当するが担当医地域には共産党動員は極力控えて欲しいと要請しました。また選対の中核をなした旧社会党系の労働運動家と共産とは一切共闘しませんでした。喧嘩になるから中央選対にも実質顔を出しませんでしたし、中央「参謀」会議には一度も出ていません。
 横須賀で勝つには保守分裂に持ち込まなければ勝てません。50年前官僚梅津市長に勝った「革新」長野さんは社会党(市労働組合)と小泉純也さんが組んだからです。
 70年代左翼連合の埒外にいた市民派はこの構図では選挙前から勝負あったとして呉東さん獲得票はマックス3万、確実な所は2万5千だろうなと話し合っていました(投票率は40前半とみて)。 しかし2万3千しか行かなかったのは「呉東に目がない」とした反蒲谷票表が3千程吉田に流れたのかなと思っています(一柳さん吉田にするよという声を複数聞きました)。今朝の新聞を読むと呉東さん敗因の弁は『大幅出遅れだが、大きな輪ができた』とあります。これは戦犯捜しをしない敗戦の弁(外交辞令)と受け止めますが、出遅れではありません。反安保勢力の限界なのです。関連して言えばこの勢力で選挙をしたらこれ以上の輪は広がらない事の証明です。それを何処まで認識できるかです。
 追浜地域では私は原子力空母のげの字も言わずに、医療福祉の充実と3候補者とも言及しないがん対策に論点を絞り、医療を含めたセーフティネットの確立を主張し、地縁、血縁、そして法律相談を受けてきた人などへの働きかけで、左翼勢力以外の支持取り付けに重点を絞りました。追浜地域では呉東さんは本当の地元候補として蒲谷票を喰ったと分析しています。
市議の行方
 さてこれから吉田新市長を迎えますが、注目は市議とりわけ33人程蒲谷についた市議の去就です。内部情報によると一生懸命選挙をやったの5人程だそうです。残り日和見派が何人吉田になびくか、無節操者をチエックする必要があります。
 私は彼とは6年間いくつかの課題で共闘し、3月までの短い間の半年間、同じ会派を組んでいましたから政策的に近い距離にいます。ですからその意味では吉田アレルギーはありません。美術館谷内家など首を洗っておいた方がよいでしょう。美術館裁判での当方弁護士に支払う報酬を私と二人で集めましたが、私は34名から約12万円の浄財を頂きましたが彼は私より数万円多い金額を調達してきました。それと55年体制的惰性で補助金や市から便宜供与を受けてきた既成団体は、「昨日と同じ明日はない」覚悟をすべきでしょう。そういう意味では滞貨一掃できます。
 私達はニューウイングは彼には是々非々で望みます。かつてのよしみを協調するような擦り寄りはしません。しかし蒲谷さんより決断力はあるので医療(がん)や環境再生では必要な提言をガンガンしていくつもりです。これは公開でやりますので彼の対応をチエックして下さい。
 取りあえず選挙分析第1弾をアップします。
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by ichiyanagi25 | 2009-06-29 11:38

市長選挙告示前一柳独断評価

市長選挙告示前、医療・環境の一柳独断評価
 横須賀市長選挙が明日21日告示28日投票となります。
 告示後は何人も候補者について意見表明などを不特定多数に向け発信できないので、本日中に必要な情報を提供します。蒲谷、呉東、吉田(年齢順)3候補予定者によこすか・やすらぎの会(一柳所属)が、がん医療に関する件を公開質問状を渡しその結果を、記者クラブ幹事社(NHK)に言われたように資料をわたしたものの一切報道されませんので、此処でお知らせします。急増するがん医療についての候補予定者の考えを知って下さい。
 また自然環境の回復についてこの3候補がどう思っているか、議会質問と各自のマニュフェストをネタに告示直前ですが超辛口な感想を述べます。
なお16日立候補表明した第4の女性候補大竹氏については何の資料も手に入ってないのでコメントは出来ません(公開質問状も5日付発送ですから渡しようがありません)。紅一点(50代)とはいえ、今頃出てきて勝負になるわけもなく、届け出が一人で無投票になるなら別ですが、この様な形で出る人は正直言って政治を馬鹿にしていると思います。首長選挙は自らが時間をかけ勉強し私ならこうするという人が出るべきです。百万円の供託金没収になるかが有権者の評価基準になるでしょう。また政治的に無名ですからブレーンがいるように思えず公報を読まないかぎり政策は不明です(告示中なのでコメントは出せません)。
なお長文となる為1,2に分けて掲載します。

 その1がん医療について
 まず、がん医療についての質問を立候補予定3候補にやすらぎの会が出しました。
参考までにやすらぎの会隣時号の一部を転載します。詳しくは「よこすか・やすらぎの会」のHPご覧下さい(私のHPからもlinkできます)。
 やすらぎの会会報より
 当会は2001年の再発足以来横須賀市を中心にがん患者の在宅での緩和ケア制度の充実をめざして医療制度の改革と緩和ケアの充実に医療関係者や行政関係者のご協力をいただきシンポジウムなど広報啓蒙活動や要請活動、さらにがん患者・家族の医療相談会、患者会などの開催など活動を続けて参りました。
 今回の市長立候補予定の方々の医療及び福祉に関する政策には多大なる期待をしているところです。この公開質問状に対する出来るだけ具体的なご回答をいただき、会員及び市民の方々に公表して投票への判断の一助としたいと考えております。
 今回、医療制度の改革、緩和医療の充実について各候補のマニフェストを拝見しましたが、医療問題に関する言及が少なくかつ具体性に欠けていると感じました。特に、せっかく端緒についた市民病院の緩和医療について今後どのように発展させていくかについてはどの候補予定者もマニフェストで触れておりません。確か多くの政策課題に応ずるマニフェストですから、特定問題に多くの字数をさくわけにはいかないと思いますが、横須賀市民にとって重大課題の一つとして医療福祉の問題は多くの市民が注目している問題です。
 さて、回答いただいた件について若干のコメントを明らかにしたいと思います。
まず、吉田氏の「あらゆる『公開質問状』等については文面を用いて回答を行わない方針を固めました」「マニフェストを参照いただければ」「文書でのやりとりは・・・・中身が伴わないことも多々ある」と言うコメントで回答をされなかった点ですが、「マニフェスト」には質問した「緩和医療」「病診連携・面的医療」について触れられおらず、せっかく所信を明らかにする機会を逸したとのことでは遺憾に思いました。
次に質問へ回答された呉東氏と蒲谷氏の回答についてです。
1.緩和医療の充実について
 蒲谷氏は市民病院で実施していること中心に述べていますが、肝心の告知時点からの緩和医療、病床を増していくなど今後の展開に触れられていないのが残念です。呉東氏は緩和病床の拡充、市民病院の先駆的役割に触れていますが、告知時点からの緩和医療についての記述が一般論で具体性がない点残念に思いした。
2.病診連携の面的発展、いわゆる面的医療の実践について
 両氏とも面的医療の重要性は指摘しています。蒲谷氏は「本市の最重要課題」と位置づけていることは評価できます。
 さて、その具体的な取り組みとなりますと蒲谷氏は医師会による「地域医療連携推進事業」を支援していくとされています。ただ、「地域医療連携推進事業」がどのようなものか触れておらず不明です。
 この事業は多分市民・患者や関係団体、NPOなど関与していない形で策定されたものであるかと思いますし市長のリーダーシップが発揮されていくとは思われません。
呉東氏は実現のための検討委員会を開催して市長のリーダーシップで実現していく、と述べています。
 回答された蒲谷、呉東氏の全文などはやすらぎの会HPをご覧下さい。


その2,環境政策は全員合格点に届かず 
次に、環境問題を専門に行ってきた私から選挙告示前に3人のマニュフェストに書かれている環境政策について「診断」を下します。これで投票行動を代えて欲しいとは言いませんが本当の問題は何処にあるか、知って頂ければと思います。
 環境問題は様々あります。古くは公害であり、ゴミやリサイクル(幻想)もあります。「国際謀略」の地球温暖化キャンペーンに関連してのエコ施策もあります。しかし此処では身近な自然環境再生、緑と川、特に私の専門である海、浜辺磯(浅海域)の再生と利活用の評価を厳しく行っていきます。呉東候補についても応援しているからと言って遠慮せず公平にコメントします。
 蒲谷候補 まず現職の蒲谷候補です。9日の一般質問では以下質問しました。
環境問題には脱炭素社会などを触れられているくらいで、(後援会)会報では本市の環境、とりわけ自然環境再生については全く記述や言及がありません。前回(選挙時)はもう少し環境問題に言及があったはずです。
 特に残念に思うのは2年前の第3回定例会で提案した環境一元化について、この4月自然・担当政策担当部長を公募で選び、同担当課を作ったのに、それについての記述もなければPRもありません。何故なのかお聞かせ下さい。また自然環境担当部を作ったのは県内でも全国的にも先駆的だと思うのですが、そういう自己評価もどうなのかお聞かせ下さい。
また何度も指摘していますが、21世紀の環境対策は開発と戦争の世紀であった前世紀、とりわけ20世紀後半の開発によって失われた海、浜辺、川、山の再生、回復と利活用です。
 自然・担当政策担当部を作ったのはその実現に向けてのスタートと思うのですが、本市の自然特性、環境特性、それに基づく環境及び生態系の回復などはどういうお考えをお持ちなのか、またエコツーリズムなどを通じての利活用について、どの様に考え2度目の選挙に臨まれるのかお聞かせ頂きたいと思います。

 この答弁は横須賀市議会のネット中継録画で見る事が出来ます。答弁を聞いていただければ、本市との自然特性についての理解不十分、そしてオリジナルな自分の考えがない事が分かります。本市の自然の売りも観念的理解ですから具体策は何もありません。
 マニュフェストには国策とマスコミの情報操作のたまものである地球温暖化論に基づく脱炭素「政策」と緑化の抽象論しかありません。この人の4年間を見て環境政策だけでなく他の問題にもこだわりは殆どありません。良い事もやらないが悪い事もやらない。毒にも薬にもならない人だと思うので敵愾心は今回不思議な程湧きません。言いたい事は沢山ありますが公平性を考えてこの辺でやめておきます。
 首尾良く再選されたら横須賀の自然や歴史に詳しい人の意見を謙虚に聞いて政策化する事です。職員にも優れて横須賀の環境を理解しているものは殆どいません。市長以下職員には本市の自然に対する恋愛感情さえ希薄です。そして蒲谷さんにブレーンが見えないこと、此処が一番問題でしょうね。そこでプロパーの人(プロ)の意見を聞いて政策化するしかありません。
 吉田候補 次に吉田候補予定者です。
 彼とは6年間議員として共闘課題も美術館ほかいくつかあり、自然環境政策担当部を作る時(昨年)には、私と二人で2,3度総務部長とあい組織論を交わした事があります。しかし、「マニュフェスト完成版」をみても観念論の域は出ていません。ただし緑の再生や利活用には一番項目を割いています。が、残念ながら森を経済的に活用する案は出ていません。しかし3候補の中で緑については一番ましです。ところが川、淡水系の再生利活用、特に海について言わせてもらえば、釣りをしたりで他の二人より海へのこだわりを若干感じますが、政策に通じていません。海については
①海面ゴミ掃除海岸清掃
②プレジャーボート対策、海水浴客の保護。
③ビーチクリーン活動 -①もそうだが要するにゴミ拾い感覚以上の知恵がない。
私の本『よみがえれ東京湾』を読んでいない証拠ですね。海を奇麗にするには浮遊ゴミ拾いではなく下水道の富栄養化対策(合流改善と高度処理)そして失われた浅海域(浄化と生産の場)の回復です。それが全く記載されていません。
 ④海釣りを楽しめるよう研究します。→要するに思いつきという事ですね。他にも研究という逃げ言葉が散見されます。市長選に立候補する時は時間があるのですから思いつきなど書くべきではありません。ブレーンがいない事が暴露されています。
⑤バーベキューの出来る浜辺つくり・・・ ⑤はあほらしいのでコメントをやめます。
海で本当に遊んでいればもっと楽しいプランが出ます。これからは専門家の意見を聞くように。蒲谷さんと違って海に出るのは嫌いでないのだから、海と本当に付き合って市民にたいする浜辺再生を理解して下さい。
(2)に相模湾の事が書いてあります。(2)②には相模湾沿いを観光ゾーンに指定し海岸線を保全しますとあります。観光ゾーンというならエコツーリズム論くらい勉強して記述して欲しいものです。また相模湾は津田知事の時代から保全の方向が出ています。増して港湾区域ではないので漁港エリア以外県管理で市が勝手にいじる事は出来ません。
 そして急に(4)に『浅海域を再生します』が出てきて、①アマモを再生する活動を支援します。とあります。私達の活動を評価してくれているらしく、有り難うございます。
 今年(5/23)のアマモイベントが新聞で大きく報道された影響かもしれません。或いは会派を組んでいた時の話を覚えていたのでしょうか?。
 しかし私達が目指しているのは、アマモ植ではありません。参加者もマスコミも説明を理解しない傾向があります。例えて言うなら「敵は本能寺」です。アマモ植はアピールする上でのツールに過ぎません。アマモが自然に生える浅い砂地の海(浅海域)の回復こそ目的なのです。3候補中唯一浅海域に言及した候補ですが、真から環境再生の意義を理解しているかは疑問符が付きます。なぜなら実は蒲谷さんもアマモ植に付いては補助金をつけてくれたり、行政支援はさせています。これは澤田時代から継続しています。
 問題はアマモ植の年間10万円程のチマチマした援助(補助金)ではなく、「追浜に浜を取り戻す」のような真の磯浜再生の為に数億円の環境回復事業を求めているのです。浅海域の回復すればうまい魚介類も戻ります。それが一番市民の為になるし、水産業の回復と観光の目玉にもなるのです。
 吉田候補はカレー議連などに入るより、B級グルメを率先して卒業し横須賀のうまいモノをもっと食べ、横須賀の自然(生態)特性を知り、出身大学等などに関係なく、真に横須賀を知る頭の良い人(創造力)のある人とを酒を呑んで政策を語り合う事です。誰かさんのように安いつまみ?で「月下独酌」やってたんでは「市民の為に」の知恵は出ませんよ。
 彼の場合、連続市議トップ当選で2回目は史上最大の得票と順風満帆です。また政治センスは(小賢しい点を含め)優れている。 選挙も地元を固める一方で駅立ちでハートをつかみ、保守系までもカバーしています。横須賀の場合衆院選と市長選は保守分裂に持ち込まなければ勝てません。呉東候補はこの戦略論から言えば吉田候補の後塵を拝しています。しかし若干33才が「我が人生に誤り無し」で勝って連方式で市長選初挑戦で当選となったら高慢になり、人の話しを聞くのかが一番心配です。
呉東候補
Ⅳ自然を生かした町おこし
横須賀自然産業公社の設立 林業(薪、炭ストーブ-紙パルプ材)興し。脱石油社会へ。
農業の再生とグリーンニューディール。農業雇用の窓口創設 水田里山の再生と農水産後継者の育成。
グリーン&マリンニューディール
真の海の手文化都市をつくり楽しめる横須賀に。海へのアクセスを確保。
馬堀に海水浴場の創再生-マリンスポーツの基地にとマリンスポーツ振興をはかる。
浅い海が生産の場-追浜に浜を取り戻す 疲弊する東京湾漁業の再生を図る。
水産の町へ変身 東京湾相模湾の魚介を楽しめる町(中央駅周辺に地産農水産A級グルメ店街を)。

Ⅶ自然と歴史を生かした観光
猿島 観音崎 西の海(長者から荒崎まで)をエコツーリズム的ホスピタリティある観光を実現。
歴史文化財 横須賀評価 二番煎じやテレビ番組にへつらわない観光コースや特産品開発。本市特有の歴史文化財を活かしたダイナミックな観光の実現。ヴェルニー公園に本市特色が理解できる近代史資料館(記念艦方式もあり)をつくる。ハードよりソフトを重視した街興し。
上記を4月中旬にマニュフェストに載せる資料として本人に渡し、北部地域のミニ集会などではこれをチラシにして配布しました。しかし「選挙参謀本部」のお眼鏡に叶わないと見えて、この提起は呉東マニュフェストでは次の表現に集約されました。
●横須賀は緑と海に囲まれ、気候も温暖な自然環境に恵まれた街です。子供たちにもこの自然を実感してもらうために、恵まれた環境を何時までも大切にします。として私が提起した点については。
①自然のままの姿を再発見するエコツーリズムの視点を取り入れた、緑と海の自然環境を保全する為の総合的計画を作ります。
④海産物、農産物が豊かな土地柄を生かし、生産者と市民を繋ぎ生活を彩る地産地消をすすめます。
と、まあよい子の作文というか具体論が抽象論に「劣化」しています。政策スタッフに自然環境に精通する人がおらず観念的なイメージしか持ってない事が読みとれます。結論的に言えば私の意見はつまみ食いで意味不明な消化不良表現になっています。
 呉東さんは街の緑についてはこれまでの運動から他候補を抜いて実践論からの保護策を持っていますが、総体の自然環境の把握はこの表現では理解不足と言わざるを得ません。
●横須賀は緑と海に囲まれとの表現です。航空写真一枚見れば分かる事ですか横須賀の緑の何処が豊なんですか?横須賀の僅かに残る緑地の大地主は西武、三井、京急の政商たちです。これは環境基本計画においても都市マスにおいても総合計画についても緑の保全と再生は権利関係上一番難しい課題です。政策チームを作り多いに頭をひねる事でしょう。またグリーンニューディールについての言及もありません。呉東さんの場合何でも市民参加の委員会をつくって対応とありますが、残念ながら市民にそれほど各自然に精通し政策論を展開できる人はそういません。いれば自然保護活動35年の私が知り合いになっています。
それと本市特有の3つの海(東京湾内湾と外湾それに相模湾)の再生と利活用ですが、提案を実質骨抜きにされたのは本人こだわりがないのかと思ってしまいます。市長候補たる人は誰の意見を聞くかは自分の責任で決める事です(取捨選択の自己責任)。「みんなの意見」を聞いていたら結局纏まらないが結論です。港湾環境計画にも示されているとおり、海の場合いくつかの具体策は行政計画にあるし、よこすか海の市民会議のように既に具体的プランを発表しています。市長になろうとする人は、プランを立てるまでに政策ブレーンを作り、話しを十分聞き、自分の頭の中に再生や利活用プランを作り、行政担当部に実現性を検討させ、そして諮問機関に計り行政計画とすべきです。『人の話を聞いて決める』は一見民主的なようですが実は自分に政策(昇華)がない事の裏返しです(と思われてしまいます)。呉東さんには三千億円の予算を動かせる市のトップ、は何をすべきか(宰相論)を反芻して選挙戦に臨んで欲しいと思います。
以上。
 総括
 3候補に総じて言えるのは、自然環境再生の意義について理解に不足がある事です。たとえば下水対策と浅場再生をすればもっと気持ちよく海に体ごと漬かれるし、エコツーリズム的観光の提供をすれば軍港観光のようにオンリーワン性を発揮し喜んで貰えます。観光とは何か?。旅をして自分がして欲しい事(もの)を提供する事です。だから月下独酌したりカレーやネービーバーガー(佐世保バーガーの2番煎じ)を喰ってるだけじゃあ駄目なんです。
 結論を言えば3候補とも私がこう海へのアクセスを作るから、その暁には横須賀の自然に入り、帰りには横須賀の美味しいもので一杯やって貰おうとの、ホスピタリティを強く感じない事です。私は環境回復は憲法13条国民の幸福権追求を保証するものだと指摘しています。市長候補にこそ此処に気づいて欲しいのです。
3候補の皆さん告示以降1週間頑張って下さい。(特に呉東さんには頑張って頂きたい)。
 これで終わります。
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by ichiyanagi25 | 2009-06-20 17:37

議員報酬手取額は高額なのか?

議員報酬手取額は高額なのか?
  リーマンショックで明らかになったアメリカ発の博打資本主義経済崩壊により、この様な滅茶苦茶な経済状況になっているが、90年代以降顕著になっていた行きすぎた新自由主義者らによるサギ的或いは博打資本主義を批判せずにきた、マスコミや政権与党が『百年に一度の大不況』と形容している事に腹立たしさを感じる。百年前の世界金融はイギリス支配の金本位制で、世界は植民地時代のブロック経済下にあった。全く経済構造が違っているのに百年に一度などと「天災」みたいに言う。全く人を舐めた目くらましな表現だと思う。
 それはともかく本題に入りたい。
 先週の11日に横須賀始め三浦半島3市1町の夏のボーナス平均支給額が報道された。懸念されていた市民病院の看護師の大量退職はなく例年よりも少ない2名の退職ですんだとの事、ひとまず安心である。それはさておき、未曾有の不況により人勧により国家公務員の夏期手当がカットされ、それに習い横須賀市職員の夏期期末手当も0,2ヶ月分カットされて支給された。
 神奈川新聞によると今夏の支給総額平均は 
 横須賀市 77万9千円
 三浦市 70万円
 逗子市 78万6千円
 葉山町 80万6千円
 (いずれも平均年齢は40代前半-金額は四捨五入)
 人口規模や自主財源比率から考えても逗子と葉山の高額さに目がいく。総額もさることながら可処分所得-手取りの平均をマスコミは出す事を心がけて欲しい。
さてこのボーナスカットと市議会の連動である。
 横須賀市議会でも一部会派から、これに即同調すべきとの提案がなされた。しかし私達ニューウイングと新政会が世の中のムードに流され、付和雷同的に報酬カット、ボーナスカットする事が良いのか、議員と報酬、議会費のあり方など根源的な論議をしようと提案し、今議運で議題になり論議が始まりだしている。
 神奈川県下ではムードに載って?ボーナス削減している議会もでているが、議員報酬は高額なのかと根源的問いかけをしだしたのは横須賀市議会くらいらしい。
 今のマスコミ論調と与論の雰囲気は議員の手取りは幾らで、部課長と比べてもどうなのかという根拠を持たずにされているように感じる。これは議会からの発信がなかった「怠慢」のツケと言えるかもしれない。市民多数がとにかく議会費を削れと言うなら、何処まで削ればよいのだろうか。究極の削減案は議員ゼロ、要するに市議会廃止が一番早い。しかしそれで地方政治が成り立つのか問いたい。
 極論はさておき、横須賀市議会の報酬月額は66万2千円だが、手取りが40万円を超えている議員は少数であることが判明した。少なくともニューウイングの4人は手取り38万円台である。前回指摘したとおり50代後半の課長の本給よりも少ないし手取りになれば更に少なくなると思われるので、人事課に部課長級手取額の資料を出すよう要請している。
 ボーナスについてもしかりで横須賀市議(正副議長を除く)の総額は夏期約168万円になるが手取りは127万円である。41万引かれる内訳は所得税28万円議員年金掛け金12万6千円である。とにかく破綻は明らかな議員年金の掛け金負担が大きい。年金掛け金についても役人優位で、市長らは常勤特別職とされるので他の公務員と同じ県年金共済に入っており掛け金は議員の半分、約5万円である。
 昔、地方議員でも保守系なら企業の顧問とか副業をもて、更に様々な政治献金を受けられたが、今はそんな状況にはない。今余裕ある地方議員は副業を持つ人か家賃収入がある人、また組合出身で組合から手当が出る人や会社から給与が出る人(ダブルペイ)くらいだ。議員報酬だけで暮らす人の生活は苦しいのが本音である。議員の場合これに付き合い費が加わる。一番かかるのは香典である。そして各種団体の懇親会等が年に数十あるし年末年始は集中する。
 私は市民派・非組合として初回選挙は社会党から出たので、初当選後に先輩議員から「金のかからぬ付き合いを考えろ」とアドバイスを受けた。そこで後援会員の葬儀では特段の付き合いの方でない場合には香典は持参せず、焼香のみに伺うと表明し今日に至る(弔電も速達郵便等に代えたりもしている)。また各種団体の付き合いは、誘われる3割程は欠席したり、2年に1回の出席にするなどの対応をしているが、ベテラン組で私のような「不義理」をしている人は少ないはずだ。なおこれは一般の人も同様だが家のローンや家賃の支払いがあり、増して子供が就学時期であるなら家計は余計苦しい。多くの議員は付き合いに係わる費用はボーナスの取り崩しで補うしかない。
 又年収は横須賀市議報酬(1140万円)は教育長など特別職と比べても220万円程低い。42万の中核市の議会の議員報酬はかくあるべきとの論議をこの際徹底しようと思う。少なくとも厳しい選挙の洗礼を受け(選挙費用も私で400万円程かかるが私は少ない部類だと思う)、市民の為に議員活動が出来る、有為な人(30代40代)を集めるには部長級以上の報酬は必要と考える。
 今や議員は名誉職ではない。2元代表制の下、2,3の専門職を持ち市政を厳しく監視し、必要な提案を行い、更に議員立法が出来る人が求められるし、それには単に人が良いだけではすまない。高い使命感を持たねばならない活動にはそれなりの報酬を与えるべきと考える。一方横須賀市議会では本会議場で質問していない議員が10人を超える(1期~9期まで殆ど市長派)。更に私が初当選以来18年一度も質問に立た(て)ない議員も3,4人いる(マスコミはこう言う所を調べ記事にした方がよい)。報酬に見合う議員活動ができない議員を、有権者の皆様は厳しく見抜いて頂きたい。

 議運で真摯な議論をする為にこのブログご覧の方からご意見を頂けたら幸いです。
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by ichiyanagi25 | 2009-06-15 11:34

議員のボーナスカットについて

議員のボーナスカットについて

 5月29日付け数紙で臨時市議会で職員と行政特別職の夏のボーナスカットが決まった事が報じられた。ご存じの通り人事院「勧告」を受けてのことである。往時の自治労なら相当頑張ったはずだが時代が変わり、臨時議会前に妥結したので条例提案となった。
 質疑では無会派議員が組合推薦議員のような質問をしたが、珍しく一問で終わった。質疑を聞いていくら組合は妥結したとしても、賃金カットされている上に特別職はともかく一般職員までボーナスカットはおかしいと自治労推薦議員がなぜ質問しないのか疑問に感じた。
 民間が大不況によりボーナスが減ったからと、人事院は民間との「格差」が出ないようにと公務員のボーナスカットを勧告した。国会論議では既に賃金カットが行っている所では慎重に受け止めよとの付帯決議も付いたそうである。公務員のボーナスカットに国会議員も同調したが、マスコミ論調にあるように国会議員の場合、身近に迫る総選挙を前にしてのパフォーマンスとも見える。
 そして地方議会も国会に同調する所が出て県下市議会でも何カ所かが議員のボーナスカットに動いている。横須賀市議会でも世間にあわせ議員のボーナスカットをしなくてい良いのかとの声も上がった。議員提案で自らボーナスカットをしようというのである。 
 横須賀市議の報酬は高額か? 
 これには私達ニューウイングと新政会の2会派が明確に反対した。理由は議員報酬はまず人事院制度とは関係ない事。人事院は争議権を持たされない公務員の為に、民間との給与比較をして、国家公務員の給与について内閣と国会に勧告する機関である(都道府県と政令市には人事委員会がある)。地方議員の為の機関ではない。議会のアピールが足りないが議員報酬は増税や特に平成の大合併の影響をもろに受けた議員年金掛け金の急上昇などで、ここ10年可処分所得は減り続け、また報酬は13年間据え置かれている(私の場合月報酬の可処分所得は38万6千円)。議員報酬はとうに部長職や年かさの課長職の給与を下回っており、市長など特別職と違い退職金もない。そのような状況下で河村名古屋市長の戯言のごとく首長や議員報酬の大幅引き下げなどしたら有能な人は地方政治など選択しなくなるだろう。
 そして、そもそも論から言って議員の報酬に係わる事は、民間経済動向に左右され雷同するのではなく2元代表制としての議会費のありよう、人口減の中で議員定数をどうするかなど、また活発な論議をする為への委員会定数や十分な審議時間の確保など、総合的かつ戦略的に論じるべきであるとの考えでからである。
議員定数を43→37に  
 先週新聞折り込みで私達ニューウイングの主張をおよそ13万戸に配布した。ご覧頂けたかと思うが私達は議員定数6名の大幅削減案を提起した。
 これは1常任委員会を9名とし、可否同数の場合委員長表決により委員会の意見とする事が出来ると言う委員会の本来の有り様から考えた。
 9名×4常任委+議長で=37名との結論である。現状の横須賀市議会は43名の為(議長は常任委員から抜ける慣例)10名と11名の委員会が入り交じる。11名の委員会なら可否同数はありえるが、10人だと委員長は採決に加われないから、拮抗しても4:5で委員長判断はできない。また10年後の本市人口は40万人を切ると推計されているので、規準はないが人口1万に議員一人としても、定数40を割り込む議員定数が妥当と思うからである。これらを含め議運で論議が行われる。
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by ichiyanagi25 | 2009-06-01 11:58