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ニュースに騙されないⅢ

ニュースに騙されないⅢ

 今年は当ブログをお読み頂き有り難うございます。今年最期のアップをします。
 ニュースに騙されない第Ⅲは暮れのテレビを少し見ていて書く気になった。
 大晦日の午前ワイドショーで政治討論番組があったが、いずれも本質に切り込んでいない。テレ朝など未だに竹中平蔵など出している。竹中を出しても、アメリカの為にやっていたんだろうとか、格差社会を作ったことをどう思うか何て誰も聞かない。竹中出すなら、小林興起とか亀井静香を出してこそ公平と面白さが保たれる。評論家で郵政選挙時の4年前テレビから干された大森実さんでも良い。
 インド洋給油はどうなったんだい
 さて安保問題だが、普天間はアメリカにとって優先順位はどのくらいなのだろうか?
 マスゴミの記事を読んいても、またテレビを見ていては絶対に分からないことだが、CS放送の「パックインジャーナル」ではアメリカとしてはそれほど高い順位ではない、と朝日系のコメンテーターが複数述べていた。
 それと自民党の石破らが専門家ぶって「アメリカを怒らせたら大変だ」と言っている。確かに石破は政治家の中では軍事に精通している方だろうが、アメリカ追随派であることは間違いないだろう。第一良く思い出して欲しいインド洋の給油を止めたらアメリカは激怒し大問題になると言っていたが、今問題になっているだろうか。ダンマリを決め込むマスゴミと自民党はたちが悪い。
 そしてアメリカがもう少ししたら財政的に破綻しドル基軸体制が崩壊したら、まさにアメリカに追従する必要と意義はそうとう低下するだろう(これを今言うことはタブーのようだが)。と言う視点でものを見た方がよいと思う。また辺野古に海兵隊基地を作らないとアメリカ様は日本を守ってくれないなどと言う輩が余りに多すぎる。このことはマスゴミがアメリカの支配下にあるって事だろう。
 それともう一つ辺野古の海を埋め立てて、あれだけの滑走路を造るというのは自民党と土建屋が画策したことと言われる。アメリカの要求以上の物が辺野古案だとも。この自民政権時代の安保の為でも自然の為でもない辺野古埋め立て案について言及がない。
 3年後世界情勢は相当変わるだろう。来年安保改定から50年だが記念行事をすべきものではない。戦後の支配が経済的にも変わる時、今までと違う提起と交渉に意味があると思う。
 個人的にだが来年、是非辺野古の海に潜ってみたいと思う。

 小泉元総理国債に言及  
 小泉元総理が国債について本音を語ったことが小さく読み捨て新聞に載っていた。
 曰く 『国債は累積1000兆円になったらもう発行できなくなる。民主の命脈はそこでつきる』と。国民の貯金は1400兆円と言われてきたが国内にあるのは1000兆円くらいらしい。自民党はこれまで800兆円以上を使ったし、来年度の民主政権予算では44兆円の国債発行だと言うから、なるほど後2,3年で国債原資の底は着く。国債は国民の借金などと言う大嘘に騙されずこの構造を早く知った方がよいだろう。
 アメリカに幾ら巻き上げられているのか
 では1400兆円-1000兆円の残りは400兆円は何処へやったのだ。歴代自民党政権がアメリカの言いなりで米国債を何百兆円と買わされたはずだ。民主(3党連立)政府は米国債を幾ら買わされたか公表した方がよいだろうし、マスゴミは国民の為にせめてそのくらいの報道はしろといいたい(絶対にしないな)。
 なお巻き上げられた金には厚生年金資金もあるそうだ。財務省の資金運用部は厚生年金や国民年金を米の10の大手投資銀行と欧州系ではドイツ、スイスの2銀行に頼って運用してきた(米10の大手にはリーマンブラザーズの他モルガン・スタンレー、メルリンチ、ベア・スタンズ、ソロモン・スミス・バーニーの潰れた5社も含まれる)。そこで大損失をだしているとのことである。損失させたのは日本の高級官僚だ。厚生年金国民年金の融資額90兆円のうちから20兆円くらい運用損を出しているらしい。また運用損をさせた外資系日本駐在員は殆どアメリカに逃げ帰ったと言われる。マスゴミは単年度の運用損を小出しには報道するが全体像やそのからくりを一切報道しない。民主党の財務大臣や厚労大臣は政権交代し実態を掴んでもそれは言えないのか(まだ全容は掴んでいないのか?)。言えなければ自民と同じだ。
 国内に金が無くなるのなら米国債を売って国民の為に取り戻さねばならないが、それをやったらまさに虎の尾を踏んで(辺野古なんての比じゃなくて)田中角栄のごとく大スキャンダルを仕掛けられるか、或いは暗殺もあるかもしれない。
 橋龍は10年ほど前に『僕は米国債を売ってしまおうかとの衝動に駆られたこともあるんだよ』と日テレで言ったが、03年総裁選で小泉に負け、さらに小泉政権下で日歯連1億円疑惑を公表されて、ついに寿命まで縮めさせられ亡くなった。この件では野中はうまく逃げおおせたが村岡練造もスケープゴートにされた。アメリカ国債の話が出ないのはやはりトラの尾なのだろう。
 郵政民営化も300兆円の簡保、郵貯資金をアメリカに環流させるのが狙いであったと言われる。日本での主犯下手人が竹中平蔵である。さらに郵政民営化では一等地にある郵政会社の土地建物を狙っていたとも言われる。狙われていたのは簡保施設だけではなかった(宮内も一切マスゴミから追及されないで済んだ)。
 05年夏、郵政民営化法案をアメリカの為だと批判した自民党の郵政民営化反対派にはご存じの通り刺客が次々送りこまれた。現亀井郵政・金融大臣には当時飛ぶ鳥を落とす勢いのホリエモンを。国会壇上で青票を高々掲げ反対した小林興起には小池ゆり子という超大物刺客を送ってまで追い落とし、郵政民営化したのである。それをこの夏、政権交代でストップしたのだ。国民の快挙だと思う。
 4年前選挙で死ぬほどの苦労をさせられた亀井郵政金融担当大臣は怨み骨随だ。3党連立政権は完全に意趣返しで彼を担当大臣に据えたのである。アメリカの為に竹中らが実行した事をこれからどう具体に代えていくかこそ関心の対象とすべきで、元官僚を郵政会社の社長に据えたことなど騒ぐのは目くらまし論議だ。
 普天間のことも一連の流れの中で見ていく必要がある。アメリカが破産の道を歩んでいる時、昨日と同じ明日はないことをイメージしつつ考えたい。
 ではよいお年を。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-31 21:41

ニュースに騙されないⅡ


ニュースに騙されないⅡ
 鳩山政権での来年度予算編成が終わり25日2010年度予算案が公表された。
 私は情報操作確認の為、アメリカ&自民党よりの読売新聞を購読している(勧誘セールスには応じず何時でも辞める契約で景品などには釣られない)。
  相も変わらずの民主攻撃であるが、小泉時代に総仕上げしたアメリカに金を貢ぐことと、市場原理主義の格差体制を如何に変更するか、それが予算に現れているか見た上での論評がない。アメリカの言いなりで格差社会にしたことを野党自民党も小泉を支持したマスコミもこの点はタブーだから絶対に触れ(られ)ない。92年からの米政府からの対日年次要求書のこともマスゴミは公式に報じていない。ただ今回の予算案批判の民主攻撃しても自民は国民に見限られているから、一斉キャンペーンも自民復調には繋がっていない。これは国民の賢明な判断だが、これから「情報操作」される可能性があるだろう。
 子供手当にしても所得制限論など手間のかかることより、所得税の累進課税(80年代最高税率70%を現在40%にしている-いずれも自民政権)を見直した方が格差解消に繋がるし、金持ちからは手当以上が取り戻せるのだが、この四半世紀金持ち及び大企業優遇税制を誘導してきたマスコミはこの根本に切り込まない。
  しかし今回の子供手当報道で2千万以上の高額所得者は所得者の0,1%(全国平均)とは恐れ入った。横須賀市では300人ほどしかいないことになる。一億総中流など遠い昔の話で、これでは消費は進まず、従来型の内需拡大策は有効なのか疑問に感じる。この点成熟社会で下層階級を多く出さないシステム作りが必要と思う。
 ガソリンの暫定税率廃止のヤメについては少しは残念だが、21世紀の人頭税とも言うべき究極の悪税、すなわち吸わないと生きてられない「大気に税金」をかける「炭素税」などに代えられるなら、暫定税率を残した方がましと思っていたから許容範囲だ。
 高速無料化も一気にやることないだろう。それよりも幾らコンクリートより人と言っても公共事業を切り捨てすぎているようにも思う。ダムや道を削るのはよいが、海や川の環境改善の為の公共事業は必要だ。が、ここを指摘する人が少なすぎだ。
 やっかみを煽る 
 鳩山総理の「献金疑惑」報道もどうかと思う。政治献金は賄賂性が一番問われるわけで、国民が損害を受けていない事にメデイァが騒ぐのは公器の役割(優先順位)から外れている。母からの「献金」は賄賂性はなく、それを国税庁に届けなかった脱税(不申告)の問題だ。
 庶民感覚とは違うと盛んに言うが、鳩山総理に庶民感覚求めてどうなるの。彼は日本では馴染みが無い階級、言わば貴族階級なのだ。「貴族」を庶民と同一に論じるのがおかしいし、降りてこいと言うのはナンセンスだ。
 10年ほど前の夏、芝浦の会議場で偶然由紀男氏の隣に並んだことがある。北川氏が三重県知事をしていた頃で「この暑いのに上着、ネクタイなどしていたらアカンよ、さあ脱ごう」と提唱して、菅直人氏やがんで亡くなった今井澄さんなど6,7人来ていた民主党国会議員は皆上着を脱ぎネクタイを外した。その時由紀男氏のYシャツ(ウグイス色だった)の光沢に驚いた印象がある。どうやら絹のシャツらしい。私の背広代でこのシャツは買えるのかと思った記憶がある。絹の靴下は貴婦人の代名詞のようだが、絹のシャツを着ている男が鳩山由紀夫なのである。持っている金の桁が三つほど違う、庶民性がないなどは当たり前で今更そんなことを求めても誰の利益にもならない。庶民性など持たずとも内閣を率いて格差是正と社会保障をしっかりやればよいのだ。
 また何故安子ママが二人の息子に惜しげもなく金を貢かは文春1月号に出ていた。艶聞の耐えない義父の一郎、その息子で夫の威一郎。ブリジストンの創業社長石橋正二郎の長女、安子は高峰秀子が昭和2,30年代に演じた「昭和の耐える女では」なかったという。亭主の不倫に、家で母としてジッと耐えるのではなく、自分も幼子をおいて新橋のダンスホールに通い若い男とチークダンスにふけって、週刊誌ダネとなったこともあったと書かれている。世間にも知られた安子の夜遊びを鳩山家は強く戒め音羽御殿に「軟禁」した。
 義父一郎らと暮らすことになった、安子は「これで私の人生は終わった」と知人につぶやいたという。御殿に軟禁されたあと、人生の目標を「二人の息子を総理にする」に切り替えたと、ノンフィクションライターは推測している。そして帝王学に関連し石橋家には保守政治家への巨額な支援をし続ける政治ファウンダー系列があると。
 正二郎は、三木武吉、河野一郎ら保守・党人派の支援を行い、保守合同や新党結成を支援した。その血が安子にも流れているという。だから腹を痛めて生んだ二人の息子に対し月1500万の支援など惜しげもないと・・・。
 私の母は昨年90でなくなったが、実は政治に強い関心があり、田川誠一さんの熱烈な信奉者であったし、初立候補時は随分私を連れ、挨拶に回ってくれた。職工だった我が家には不幸?にも蓄えがそれほどなく、1万5千円も貰ったことはないが(自分で決めた選挙だからねだりもしなかった)息子を政治家として大成させようとする母親の気持ちはスケールは違うが分かる気がする。だからマスゴミには「大衆のやっかみを煽る報道はいい加減にしたらどうか」と言いたい。
国債は借金か 
 今回の騙されないは、国債を借金と表現するのは大間違いである事を取り上げたい。これは名古屋市長になった河村氏が衆議員時代から再三述べていたことだ。彼がテレビで「国債は借金ではねえ、国民の資産でねえすか」と発言しだすと、いつもそれを止められるか、話題を変えられ話の途中で遮られていた。私は河村氏の議員ボランティア論など、考えの9割に反対だが、この指摘だけは賛成だ。
国債の発行残高が政府の負債残高となり、これをマスゴミとテレビに出る評論家はおしなべて借金と称し、ご丁寧に割り算して国民一人当たりの借金〇〇万円としている。これは自公政権の時もそうだった。今回の予算案にも国債発行(借金)は悪として44兆円にもなったとはやしたてる。これは産経から朝日もそう変わらない。
 では政府に金を貸す、その貸し主は誰なのだろうか。国債を買うのは主に年金機構や邦銀等の機関投資家であるし、個人投資家と称される我々国民も買う事が出来る。我々が国債を買う時はドルで払っているだろうか?すべて円で売り買いしているではないか。
 邦銀も国民の預金で国債を買っている。現状のように民間の投資意欲が活発でなく、かつ又貸し渋りが横行する状況では、銀行は国債を買わねば資金運用が出来ずに利ざやが入ってこない。要するに多くの国債を買っている機関投資家の原資は私達の預金や年金である事が分かる。だから国民を債務者扱いして「国民一人当たり幾らの借金」とするのは根本的かつ意図的な間違である。逆に国民は債権者(貸し主)とするのが正解なのだ。
 アメリカは大量の国債を日本や中国に押し付けているが日本は健全に国内で賄っている。ここが大違いなのだ。要するに政府は主権者たる国民から金(預金高1400兆円とも言われる)を借りているのである。 高度な経済知識を持たずともこの仕組みを理解すれば情報操作は受け付けない。
 だいたい歴史上自国建通過で国債発行している国家が破綻した例は一つもない。こんな脅しを国民に言うのは日本だけとも言われる。テレビに出ている評論家共は全て御用が付き嘘で世論誘導していることになる(「嘘でなければ知的レベルが低すぎる)が、多分本当のことを言うと干される「放送コードが」があるのだろう。ギャラの為みんなで渡れば怖くない地上波テレビだ。
 情報操作と仕掛け罠 
 国債については地球温暖化と違い河村氏のように少数はメディアで事の本音を語らせているが、国債を借金と表現する意図は何かを探った方がよいかもしれない。
 26日の読売社説では『国内だけの国債は消化は可能との指摘もあるが』としてこの論を秘かに認める表現をしているが、(国債は)いつまでも続くわけはなく安定した税収をと続けている。衣から鎧が見えた気がする。増税のマインドコントロールをこぞってやっているのかもしれない。しかし所得税の累進課税の見直しは言わないから逆進性の強い消費税率アップが目的か?。
 もう一つおかしいのは政府も「国債は国民の借金ではありません」と説明しないことだ。自公の時も今の3党連立政府も言わない。これが一番薄気味悪いが、国民が貸し主なのだから、税収が少ない時は多めに都合(国債発行)してさしつかえない。特に国民の資産をアメリカの国債を買うより自国民の為に使うことは全く問題ない。
 なお政府要人がアメリカ国債を売りたいとか買わないとやると橋龍(小泉政権時の日歯連献金)や中川昭一のように「はめられる」らしい。政敵をはめる手口は金か酒か女の3種類が古典である(金は角栄、小沢、宗男、橋龍等たくさん。女は痴漢容疑や、この頃は酔っぱらった所の手鏡覗き何て言う手もある)。最近はそれ+かっぱらい検挙(埋蔵金を指摘した元財務官僚高橋洋一の例)がある。それでも目障りだと判定されると最悪は消されるらしい(愛犬ポチ?の薬殺仇討ち理由という不可解官僚OB殺害もあった)。
 疑問に思うセンス
 地球温暖化にしても出しては悪いとされるCO2を何故取引(商売に)して良いのかと言う素朴な疑問。今年2月イタリアでの中川昭一朦朧記者会見を白川日銀総裁も財務省官僚も側についていながら誰も止めないしフォローしない、誰が見てもおかしなこと、をおかしいと思っているといろんな情報に接触する。疑問に思う感性が政治家とジャーナリストに求められる。
 朦朧会見の原因となった「ごっくん」したとかしないとかの昼食時、中川に同席していたのが読売の越前谷知子(ドラマ的な名だ)であり、もう一人は日テレの原という女性記者だったとテレビに出ない人は書いている。インターネットではしきりにこのお姉ちゃん達がワイングラスに一服盛った(メディア攻撃と野党追及の為)と書き込まれていた。なおこの女性達は同席の事実を含め反論せず、取材もされない。また白川総裁への「何故大臣を止めなかったのか」とのインタビューも見たことがない。
 この辺で止めるが報道に接する時何が国益(国民の利)かは常に考えたい。
 今日の合い言葉もニュースに騙されないである。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-26 21:25

新環境基本計画に夢が必要

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夢ある新環境基本計画に 
 9月議会と12月議会で吉田市長の自然環境に対する政策というか、どの様なビジョン、プランを持って市民サービスとするか質した。結果彼の頭の中には何もない事が私には分かった。中継を見た方もそう感じられました?。
 7日の委員会では「こんな分かり難い資料じゃ話にならん」として説明下手と言ったが、その点は訂正する。「説明下手」ではなく示すプランがないから、これ以上分かり易い資料は出せない事が分かった。今後委員会映像を見られる場合そこを理解されたい。
 なお私の追及は虐めでやっているのではない。彼を虐めたところで誰の得にもならないから、つまらない事はしない。簡潔にそして「なるほど」と言う案を示すのが政治家の能力なのである。そこを確認したに過ぎない。
 所で今、新環境基本計画(蒲谷市長時代に出された)と称される案件が環境審議会に諮られていて来年度答申が出る。しかし行政が新環境基本計画の具体論をだしていない。蒲谷さん時代に出されたのだから初めから抽象的な新基本計画の諮問がされたのである。
 方向性を明示しない案件を諮問される審議会も良い迷惑だろうと思うが、「なんだこれは」と言う意見も聞こえない。
 市長が代わり少しはマシにしてくれるかと思ったが冒頭述べたようにそれも無理だし、現場も明確な考えを持っていないから、もう待っていられない。そこで「新」環境基本計画で海と緑を生かすにはどう目的を定めるか、今回提案する。その前に環境基本計画とは何か、目的と経過をたどってから提案したい。
 環境基本計画の時代ごとの役割 
 環境庁は1993年に公害基本法を改め環境基本法を制定した。公害の時代から環境の時代に変わったとの位置づけであるが、もう一つは環境をビジネスとして捉える事も含まれていた(当時はフロンガスがオゾンホールを開けるとしていたが、以降地球温暖化に結びつく-ここに触れると話が飛ぶので今回は触れない)。
 同基本法は国内の環境保全の為の施策がメインで、地方公共団体の取り組みも保証していた。そこで当時議員1年生だったが、私は本市でも環環境基本条例及び境基本計画を制定する必要を感じ、94年秋から市民参加の勉強会開催した。
 そして当時の環境保全部長と話し合い、市民協働の先取りで非公式協議を重ね96年の条例制定へと結びつけた。呉東弁護士らの提案で環境権が条例前文に盛り込まれたのはその成果である。
 96年の条例制定時はバブル経済は終焉していたが、80年代に作られた三角海上都市構想だの新港第2突堤計画などの埋めてた計画は目白押しで残っていた。そこで開発から保全に行政の舵を切ることと、開発の時代の終焉を職員、議員、市民にオーソライズする事も含まれて環境基本計画と環境基本条例が制定された。
 一方93年には市長は横山さんから沢田さんに代わっていた。時代の転換もあったので沢田政権1期目で環境基本条例および情報公開条例を制定した。情報公開条例策定でも私は大きく貢献したと自負している。横山市長時代この種の条例制定には不熱心で情報公開条例策定は県下19市中17番目であった。横山市長退任直前に決めた密室での埋め立て計画を暴いた事をきっかけに条例制定を沢田市長に了解して貰った。拙著『よみがえれ東京湾』にその時のいきさつを紹介している。
 90年代終わりに沢田市長は「本市での埋め立て計画は廃棄する」と表明し三角海上都市構想も2突も廃棄された。これを継いで港湾計画も2005年改定され、埋めたて計画は完全に消し去られ、横須賀市はエコポートへ転換する事が決まった。
 ようするに現行環境基本計画は開発の時代から保全の時代へと転換させる計画だった。その役割は終え、21世紀の成熟(停滞)の時代に合わせて新しい環境計画を策定するという事は時系列で見れば当然の事だ。ならば何をするのか、自然への思想哲学からあるべき理念を現し、進むべき環境像を行政が示す事である。それが信託を受けた行政の責任であるし、議会はそれを点検し議決するのである。環境審議委員を含め環境問題に関心ある方は、ここを論理的に整理、考察する必要があるのでは、と申し上げたい。
夢のある目標を提起する 
 横須賀は東京湾内湾と外湾そして相模湾という三つの海に囲まれる希有な都市(関東ではうちだけ)である。そこで一番の売りである海、東京湾については、開発の20世紀がおわり21世紀の成熟社会を迎えた今、必要なのは東京湾の自然再生をして潤いのある横須賀にするという事である。四の五の言わずに以下2点を目標にする事だ。
1,昭和30年代前半の水質にもどすようにする(環境回復である)。
2,失われた浅海域を取り戻す

 これは既に港湾環境計画で打ち出された浅 海域(磯、浜復元)の再生の具体化である。浅海域の再生は浄化と漁業生産の為欠かす事は出来ない、再生の肝だ。
 1,は下水道対策で合流改善と高度処理により赤潮青潮対策である。気持ちよく泳ぐ為と生き物を殺さない為だ
 政策には夢が無くてはいけないし、行政的には高い到達点を設定し、そこへ向かって進んでいくという言うマインドが必要である。
 現在の地球温暖化キャンペーンのように杞憂を煽り、人を脅し「明日のエコでは間に合わない」とか言うのは、いかがわしい新興宗教と同じの姑息なやり方であり、政治の禁じ手である。良い政治、良い宗教は人は脅さず、人(自然)を助けるものだ。
 環境再生、回復は市民の為になる。これは憲法13条が掲げる国民の幸福追求権に叶うと言う理念を持って、目標を立てそれに向かって関連する部署を動かす事である。
 危機の回避と楽しみ再生 
 実は東京湾の環境はかつて無いほど厳しいものとなっている。東京湾は漁業生産が行われている。生計を建ている漁民は1都2県で数千人に及ぶ。当然東京湾の漁獲統計が取られているが、実は漁獲統計こそが環境と生態系の実態をトータルに表す数字なのである。東京湾に係わる環境に係わる統計は環境部と経済部の農水課が担当(魚類汚染調査は保健所だがこれは公害時代と違うから触れない)する。しかしこの二つの資料を読んで頭の中で統合分析し、危機を感じる職員が少ない。そして警鐘を鳴らす職員がいないのである(いても声が小さい)。だからこの危機にマスコミも議会も気が付かない(これは本市だけでなく東京湾湾岸自治体全体でそうだ)。このまま行けば東京湾ネタは殆ど口に入らなくなる危機なのである。それはイコール私達の幸せを奪い失わせる事になると気づく必要がある。
 危機を回避して美味しく健康な東京湾を取り戻し、夏にいつも気持ちよく泳げてそして海の中を覗いて、生き物をみて知的に楽しみ、そしてマリンスポーツを楽しむ。遊び終わってお腹と喉が鳴ったら東京湾の美味しい魚介で一杯が至上の楽しみである。それには上記二つを掲げ、実現に向かえばよいのである。
 横須賀の海は環境回復すれば、よその都市よりも早く海を楽しむ事が出来る立地条件と生態系を備えている(これは東京湾に通算千回以上潜って観察しているので実感している)。
 先日担当部長に1時間半以上かけて説明して、「そうではないというなら考えを聞かせて欲しい」と聞いた。これまでの議会の事前、事後に現場と論議を厳しく交わしてきたが、今回ようやくそれに沿って資料を作ると言った。これからは団でもこのところを説明し予算議会の代表質問に加えたいし、担当する副市長とも論議を交わしオール横須賀でこれを実現したい。付随する事は沢山あるが今回は要点にとどめる。
 緑については次回提案する。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-23 10:28

ニュースに騙されない

ニュースに騙されない
 政権交代し様々なところで変化が起きているが、マスコミは基礎的真実を伝えないで現政権の批判をしているところが殆どだ。新聞では特に産経と読売が顕著だ。
 この2紙は自民党準広報紙とした方がよいのではないか。
 普天間海兵隊基地移転の問題にしても現政権を批判する論調が殆どだが、それに振り回されない方が良いだろう。軍事的知識として知る必要は海兵は敵前上陸をして橋頭堡を確保する軍隊であると言う事だ。
 陸、海、空、及び海兵隊のアメリカ4軍のうち海兵隊は典型的外征部隊である。海兵隊が世界に知られたのは日本を敗戦へと転換させたのガダルカナルの戦いだろう(1942年8月上陸、日本軍の饑餓撤退は翌年2月)。
 太平洋の諸島に展開する日本軍をガダル以降粉砕掃討したのは海兵隊だ。そして1945年2月硫黄島擂鉢山に星条旗が掲げられた日が「アメリカ海兵隊記念日」に制定されている。以上から日本の敗戦に海兵隊は大きな力を果たしたことになる。海兵隊は第2次大戦の活躍を評価され、第2次大戦後、米国による世界支配に欠かせない軍隊となった。アメリカでは海兵の事を「殴り込み部隊」と呼ぶくらいだから、日本を守る為に沖縄にいるのではない。ここをマスコミは何処も書かないし地上波テレビも言わない。 
 但し今ではネット検索すればこの程度の情報はすぐ解るから、騙されない為に解らない事はネットで調べて報道に接した報がいいだろう。
 戦後64年自民党と外務省は徹底的にアメリカに追従してきた。外務省には反米官僚はいないという。みな親米だが何でも追従派と、戦争で負けたから仕方ないが言いなりにはならないと思う官僚の2タイプがあると佐藤優氏が書いていた。ようやく後者の考えが実現する政権になったとすれば喜ばしいと思う。裁判で沖縄返還と核持ち込み密約について真実を証言した外務官僚OBもこの流れの中にあるのかもしれない。
 しかし普天間問題でアメリカが怒っているとかは本当なのか?グァム移転でよいと思っているのではないか。50歩譲って有事の際は普天間使用を認めるでよいと思う。有事といってもアメリカは戦争を作り出す国だから(真珠湾攻撃もそうだし、9・11のツインタワーと第7ビル崩壊も「ビル解体(爆破的)」の時と酷似していると指摘する建築家が多く出ている)。有事の内容も点検が必要だが。
 ところでドルが2年後くらい後に(2012年頃)60円台に突入し基軸通貨としての地位を失うという指摘(テレビに出ない評論家の指摘-ドル亡き後の世界)があるが、要は普天間の「迷走」も米支配の終わりの始まりを予測しての事だったらどうなるのか。
 基軸通貨の転換がおきれば対米追従の意味は大きく失われる。ブレトンウッズ体制の崩壊と言われるニクソンショック以来の劇的転換となるだろう。故に中国との付き合いが大事と大訪中団をこれ見よがしに引き連れて行った小沢一郎のやり方がヒントのなるのかもしれない。
 民主政権の「普天間の迷走」がマスゴミの言うとおり本当にアホ故なのか?。もし大石内蔵助同様のおとぼけでやっているなら凄い事になる。いずれにしてもアメリカ様のご都合優先と顔色だけ見る事は転換すべきだろう。
 ここでの結論は、マスコミが流すニュースに流されない、だろう。大体読売の中興の祖である正力松太郎などはCIAの資金を得ていた事は公然の秘密だし、産経もアメリカ支配民主主義擁護の為(殆どの国民はこんな新聞読んでいないが)に作られた新聞だから鵜呑みにしない事が、知恵ある国民のとる態度だろう。
 
 地球温暖化はハルマゲドン 
 地球温暖化はまさに欧米が仕掛ける国際的サギの顕著な例だが、報道が一つの方向にしか向いていない時、そして異論反論が全く報道されない事案は、絶対にその報道を信用しない方がよい。大体科学は多数決で決めてはいけないのだ。まさに地球温暖化説は21世紀の天動説であり、今マスコミのやっている事は「真実」を伝える事ではなく世論誘導である。
 地球温暖化論を利用して日本から金を巻き上げようとする京都議定書の見直しを求めず、1990年比25%削減論を唱えた鳩山政権はアホかと思う。それに対し、環境振り込めサギのからくりを知っている途上国やブリックス諸国はCOP15を実質けっ飛ばしている。纏まらない国は環境対策に不熱心ではなく欧米中心の世界支配に素直に従わず、したたかに対応しているだけなのである
 そこで環境問題で騙されない為にクライメート・ゲート事件を知って欲しい。マスゴミは事件があった事さえ報道していないから余計注目して欲しい。マスゴミが報道しなくともネット検索でこの事件を知る事が出来るので是非ネット検索してみて欲しい。
 注目に値する指摘  
 副島隆彦を囲む会の中田氏が温暖化のウソを以下のように纏めているので紹介する。
  『この温暖化を巡る疑惑は、これまで国連がまるで中世の異端審問官のように異端者を沈黙させてきた構図が存在している、ことを私達の前に明らかにした。カトリックローマ教会が行った中世の異端審問においては異端者に様々な圧迫が加えられた。
 国連IPCCの異端審問官と、その取り巻きの気象学者が握りしめた気象データーという利権が存在する。異端を唱える学者は論文発表の機会を奪われ、研究予算の配分を受けられなくなって(これは日本の学者、池田氏-動物学-や丸山氏-地球惑星学-も著書の中で認めている)社会的に抹殺されるのである。 そしてグローバ・ルエリートと言われる金融家や産業家たち、すなわち現在の貴族階級は、その“教義”によって生み出された新ビジネスを推進する事によって世界経済を動かしている。
 地球温暖化というストーリーを用意したのは圧倒的な危機、ハルマゲドンに相当する危機を大衆に信じ込ませなければ、彼らは新しい秩序に従わないとエリート達が考えたからである。
 プラトンは支配のやり方を「高貴なるウソ」と呼んだ。地球温暖化というのは世界経済発展?の為の「高貴なる嘘」なのだ。私達はもう少しこの嘘に付き合っていく事になる。』
引用終わり。

物事をみるに示唆に富む指摘だと思う。
 なお全文を読みたい方は副島隆彦HPにアクセスされたい。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-19 11:49

副市長選挙結果

副市長選挙結果

 昨日午後4定の最終本会議が開かれ、懸案となっていた副市長が2人が賛成多数で決まった。マスコミ各記者は吉田市長の軽薄さを見抜いているので今回を含め報道の仕方は変わると思うが、ここでは当会派や私の投票理由を含め報告したい。
 選挙結果
          賛成   反対   敬称略
 沼田 芳明   40    1    反対 藤野
 廣川 聡美    36    5    反対 藤野、滝川、共産党 3
 今回の人事は記名投票(議員名が書かれた札で投票する。賛成は白札、反対は青札で国会と同じ)なので議事録には議員の名前が賛否別に掲載される。
説明責任は果たせたのか
 市長の提案理由の説明は前例踏襲の役人が書いた全く素っ気ない提案文だった。これまで人事が決まらなく迷惑をかけたとか、こういう人であるから是非同意をとか、「肉声」が一言あっても良かったと思うが、蒲谷さん沢田さんと同じで役人の書いたシナリオをそのまま読んだ。
 提案理由の説明の後、藤野議員が脱官僚政治を言っていたのに、今までを含め、提案人事は全て官僚(市の役人、OB含む)ではないか。また民間からや、女性の登用は考慮もしなかったのかと質問した。
 吉田市長は市の役人は官僚ではないと答えた。確かにこれはその通りで「官僚」とは国の上級公務員(文官と武官)と解すべきだろう。しかし彼はこのレトリックを使い、市長選では36年続いた官僚(あがり)市長から市政の転換を唱えたのは間違いない。彼はこのことは十分わきまえて選挙用と分けて対応したという事だろう。
 市長答弁に納得できなかったらしく藤野議員は二人ともに反対票を投じた。
 私達が望んでいた、市民に向かって議会も説明責任を果たす。具体的には此まで「闇」で揉め?てきて、そして腰の定まらない市長が2度も出しては引っ込めた、副市長案に対し各会派また議員が賛否を討論で(議会では自らの考えを示し、同調を求める事を討論と呼ぶ)で表明してから投票で決しようとの提案であった。結果は共産が廣川氏に対して基地問題等の対応で同意できないと反対を表明しただけであった。市長を応援した藤野君は質疑を通じて、吉田提案に賛成しなかったが、討論2会派、質疑1人というのは際めて残念だった。
 事前の情報では今回の2名でも不満や不同意を漏らす議員も複数いたが、明けてみれば皆さん白票を入れていた。また笑ってしまったが投票に際して終始仏頂面で、何と青(反対)、白の票を重ね持って登壇し結果白票を投じた婦人議員もいた。提案人事に不満ならそれを投票で現せばよいのにと思う。私はこういう判断をして賛否を決めたとするのが市民代表の議員の基本的態度であると思う。なお私達は以下賛成討論をして白票をいれた。
 会派と私の判断
 討論要旨
 会派を代表し討論にたった団長は前段で候補二人の実績に対する評価をした後、以下結んだ。
 「先ほど藤野議員との質疑の中で市長はマニュフェスト実現の為に二人を選任して欲しいと言っていましたが、私達はその為に賛成するわけではありません。お二人が提案能力の高さを誇る部長以下職員を率いて、行政経験も浅く、公私のけじめも未だにハッキリせず、時として方向性の定まらない市長を、時には強い諫言を持ってしっかりと補佐し、議会とは切磋琢磨しつつ42万都市の舵取りに全力で取り組まれるよう期待して賛成討論とします」。
 私は先週お二人と会い何故吉田市長の副市長になるのか直に確認した。
 副市長職は彼の為でなく市民の為であることが優先する。討論でも指摘したがマニュフェストの実現などと言う市長のこだわりより、マニュフェストにあっても優先度の低いもの、特に市民の為にならないものは諫め、市民の為となるのものは議会対応を含め実現に努力する。また議会、議員からの提案もこれも市民の為の優先度を斟酌しながら積極的に受けると言う事だった。
 さらに特別職の退職金の大幅縮減も要望し、ノブレスオブリージの気概で取り組んで欲しいと結んだ。なお退職金については結論を求めなかったが考慮するという事であったし、市長は退職金の返上、減額は考慮しないと臨時議会で答えたが、これにも影響を及ぼす事を考えるという事だった。
 以上(他にもあるが)確認したので私も会派で最期に2人の支持を決めた。 
 削除 
 当ブログはインサイドリポート性に特徴がありますが、15日の記事は会話の流れの中にあった表現を断定的に受け取られる書き方にした為、ミスリードを招いているようです。遺憾に存じ、その部分を削除しました。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-15 16:49

明日の副市長人事選挙

明日の副市長人事選挙
どうするそれぞれの態度表明
 明日14日副市長2名を選ぶ選挙が行われる。
 午後2時からの本会議場で、市長から何故この二人なのか提案理由の説明が行われる。
 その説明が議員と市民にどう伝わるかだが、市長からは私達に特にこういう事でお願いしたいという説明は無かった。他会派も同様な所が多いようだ。新聞紙上で出した引っ込めたりしていた、これまでの人事を改めるには事前の丁寧な説明が必要と申し入れたが、受け止め方が分かった。
 私達が記名投票を求たのは、市長の説明責任とそれを受けた議員、会派がどういう理由で賛否を決めたのか討論して市民に示すべきと思ったからである。当会派はだから「こういう理由で判断した」と述べる。所が金曜日午後に討論通告があるのか事務局に聞いたところ、今の所ニューウイングだけとの事。正式な議案提示は明日10時の議運だから討論通告はそれからでも間に合うが、午後2時までにしっかりした草稿が書けるかである。
 詳細は選挙前だから明かさないが、この二人の候補にどう言う事で副市長を受けたのか確認した。特にお一人は市長の議員時代かなり公然と批判していて、それを聞いている職員や議員は多い。敢えて苦言を呈するであろう人を側近に据える吉田市長はそれなりの説明責任がある。通り一遍の説明では「何だよ」と思う議員も多くなるだろう。
 これまでのように何処かの会派の意向によって、市長が急に取り下げたりの混乱だけが印象に残り、何でこの人を副市長にと市長が思ったのか、そして議員はなんでそれを拒否したのか市民は知らされていない。かくいう私ですら市長の本心は不明のママだし、反対理由を感情論と取られているのを放置するのは愚作と思っている。
 だからこそ明日の議会では理由を市民の前に述べて評決に付すべきだと確信している。
 人事の事だから結果によってはその人を決定的に傷つける。既に椎名氏と岩沢氏は市長から顔に泥を塗られたわけだ。市長がどの様に二人に詫びたか知らないが、提案するなら最低限過半数を得る努力をしなければ今回提起の二人にも失礼だ。
 今議会で既に二つの議案は委員会で否決されている。特に市長のパフォーマンスで提案した案件はマニュフェストにあろうが無かろうが、市民的メリットがないと判断すれば議会は同意しない事がハッキリしてきた。2元代表制の機能が発揮されてきたわけだ。
 マニュフェストは契約ではない
 ところで市長はマニュフェストを「市民との契約」と言うが彼に投票しなかった人はそんな受け取り方はしていない。これを議員でも理解していない人がいる。藤野君は彼を支援したから仕方ないが、民主党が掲げて政権に着いたマニュフェストとは意味がまるで違う。国政は議院内閣制だから各選挙区から出る民主党候補は「政権を取ったらこうする」と同じ内容を選挙民に提示し、政権獲得後はその実現に務めるで良い。しかし政治だからそれは柔軟にである。当然出来るものと出来ないものが出てくる。
 市長選のマニュフェスト何てのは候補者個人がこうすると勝手に発表するだけである。市長の思い違いは治らないだろうが、特にチエック役の議員はしっかり認識すべきだ。マニュフェストに書いたことを予算化する或いは条例化する場合、常に議会の同意が必要になるが「市民との契約」に反対するのか、何て事は議員としては考慮の外だ。
 論点を変えれば吉田市長に投票したのは68,628人だがマニュフェストなるものを金科玉条に投票した人は何人いるのだろうか。蒲谷さんでは駄目との理由で入れた人の方が多いのではないか。また彼に入れなかった合計87,281人は支持してないのだから、これは確実に彼との契約などしたつもりはない。更に言えば投票率は45%だから選挙に行かない55%19万4千人程もそんな事は思っていない(投票にも行かずそう思っていたら、おこがましい)。またマニュフェストを実現しないからと損害賠償訴訟を起こしても門前払いだ。選挙公約は民法上の契約とは、司法は判断しない。その判断は有権者が4年に一編の選挙で示せばよいのである。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-13 12:16

民生常任委終了-市民病院移行

民生常任委終了 -市民病院移行
議会らしくなってきた
 7日の民生常任委員会は市民病院移行問題で吉田市長の出席を求め午後7時半過まで行い、9日に延会となった。この議会では1日で済んだ委員会は教経委のみで他の3委員会はみな延会、予備日使用となり2日間の審査となった。
 当横須賀市議会もようやく市議会らしくなり是々非々の審査になった。そして東京オリンピックの年以来45年ぶりという2議案否決(公用車廃止と看護学校授業料値上げ)となり補正予算組み替えともなった。当会派は看護学校授業料値上については賛成した(研政連も賛成)が、自民から共産までと、それに無会派が反対し賛成少数で否決された。なおリース公用車(黒塗り高級車)の契約解除は市長公約の目玉の一つであったが、市長宣伝と違い費用はそう浮かない事から共産以外の反対で否決された(最終評決は14日の本会議)。
 吉田市長当選の結果、議会もようやく是々非々となり、各会派それぞれの判断をするようになった。これは昔から議院内閣制でない市議会に与野党はないのだから、是々非々が当然としてきた私の指摘(望みと)一致するわけだが、反面市長が代わらなければ変わらなかった事は情けない事だと思う。
 なお、これについてこれず、市長と論議もできない議員は要らない。病院移行問題でも相も変わらず一切質問しない会派もあった。議員の行動を有権者の皆さんがしっかり見て次回の選挙で判断してくれれば議会の質も向上する。
吉田市長の怠慢
 さて今回の民生常任委で最大の論点となったのは市民病院移行問題である。なにしろ蒲谷さんの「職務怠慢」をそのまま引き継いだ吉田市長により、市民病委員に残らない看護師の数は239名中89名になりコ・メディカル(薬剤師や療法士、検査技師等)に至っては69名中49名にも達するのである。
 舞鶴でも銚子でも病院崩壊したのは、市長や議長(議会)のもの言いによって医師(医局)、看護師がやる気をなくし大量退職して「病院崩壊」となったのである。逆に言えば民間、公的問わず医師、看護師、薬剤師が定足数揃っている病院では崩壊は勿論、左前になることもないのだ。
 病院崩壊の原因となる大量退職は簡単な理由でおきる。公的病院の場合、市長のやる気の無さ、確たる方針の無さが大量退職に繋がるケースが多い。横須賀市も移行を決めた蒲谷氏と、その後を継いだ吉田市長と2代続いての対応が当てはまる。
 洞察力の無い?市長
 そして吉田市長は驚くほど政治センスがなく事の本質が読み取れない事が質疑を通じて分かった。
 今回民生常任委では私から「病院移行問題で院長、病院管理部長がいる中で、市長に来て貰い現状改善の為の質疑応答したい」と提案し、反対はなく認められたので病院移行問題を優先審議し、7日午後5時半過ぎから私を含め4人の委員(公明、共産、研政)が合計1時間40分ほど市長を追及した(質問もち時間1人30分)。
その質疑に以下引用するので、吉田市長の政治家としての洞察力について感じて頂ければと思う。
一柳 ところで市長、西の舞鶴、東の銚子と言われるように公的病院が崩壊する理由は何だと思っています。
市長 合意形成の失敗だと思います。
一柳 合意形成?全然認識が違う。医師、看護師の大量退職によって一気に病院は崩壊するんですよ。
市長 それもあると思います、合意形成・・・・。
一柳 ところであなたは何で就任以来4ヶ月半も病院に行って説得しなかったのか。
市長 行かなかった事は今思えば反省しています。
一柳 反省どころか猛省だよ。あなたが就任してからバラバラ、何人もの看護師の退職が続いたではないか。
市長 私は日大や市大の医局に行ってましたので、担当部長を初め指示をしていました。
一柳 指示だ?。指示じゃなくて、あなたが行って心底から慰留をお願いする事でしょう。(記憶での再現だから若干表現は異なる。詳しく知りたい方は7日5時半過ぎの民生常任委の委員会中継録画をご覧下さい)。
 この後対応を提案したが、再現はここで止める。
 しかし病院崩壊の理由を冒頭のように言う感覚は全く持ってお粗末だ。
 崩壊の理由は簡単だが慰留や翻意して貰うのは極めて大変である。市長が行って心から説得できるかが問われる。が、こんな感覚で病院にも行っても崩壊の危機は改善できないだろうから、副市長を14日に選任し集中して、負のスパイラルを起こさない対応をとるしかないと思っている。
 委員会対応
 なお審議の際、久保院長や管理部長には病院崩壊を起こさぬ為、財政出動を伴う事もあるかと思うから議会に積極的協力を求めて欲しいと伝えた。
また9日民生常任委員会の意見として
・市長は病棟閉鎖や診療科縮小などに陥らないよう務める。
・市民に対し不安を与えないよう情報開示と発信に努める事
・職員に対し労働条件の確保等よく説明すること。
 以上を正副委員長が市長に申し入れた。

※参考資料
 職種     
看護師  病院に残る 150 市役所に異動 66(うち産育休16) 完全退職  23
      
コ・メディカル  病院に残る 20 市役所に異動 47(うち産育休 2) 完全退職  2
         
 他に労務職22(退職1)人、事務職員33人いるが事務職などは全員市からの出向であるから自動的に市に戻る。
 このうち「市役所に異動」というもう一つの大問題については日を改めて報告します。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-11 09:22

余りに軽い市長答弁

余りに軽い市長答弁、委員会で
 吉田市長は余りに軽い。
 3日4日の本会議で市民病院の移行問題についてノーテンキ過ぎる答弁を繰り返した。
 彼は舞鶴や銚子で如何に公的病院が崩壊したか学んでいないようだ。就任後4ケ月半病院に足も向けなかった事に「反省はしている」と述べたがそんな程度では認識不足も甚だしい。
 看護師の退職(市民病院に残らない)は更に増え89名(現在職看護師239名)にも上る。薬剤師や検査技師のコ・メディカルについても69名中49人も辞める。そして合計113人が市役所に転じるのである。
 今日の民生常任委員会ではこの問題をしっかり詰めていきたい。何より市民が迷惑を被らない為にである。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-07 07:37

書き込み禁止処置

書き込み禁止処置
 エキサイトブログに書き込めるコメント欄がありますが、「便所の落書き」と言われる読むに堪えない類も数点書きこまれています。これは調べると横須賀からではないようで、ネット特有の大量的書き込みのようです。
 市内在住者と思われる人や、議会傍聴者と思えるような意見もあります。こちらも調べるといくつかの書き込みは同一人である事は確認できました。問題はいずれも匿名である事です。一部支持する旨の書き込みはありますが、褒められても匿名はお断りです。
 特に匿名性を良い事に下品な言葉遣いや、誹謗中傷の言辞が見られます。私としてはこの様な卑怯者のコメントが載る事は全く不愉快ですので所用のブロックをかけました。これにより既存の書き込みはタイトルは表示されていますがコメントも読めなくしました。
 市政の「ご意見番」を自認なさるなら自分のブログを立ち上げて下さい。  
 なお私への意見がある時はメールより入って下さい。このメールに頂いた方には発信特定されますのでそれなりのお返事は必ず致します。繰り返しますが気概を持たない人の反論中傷など貰っても論争にならないので不要です。私は真剣に取り組んでいますので真摯な反論はむげにしません。
 以上書き込みブロックの告知をします。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-05 20:38

副市長人事案、記名投票となる

副市長人事新聞リークで混乱か?本日内示さる
 まず11月26日の吉田市長への申し入れについては、朝日しか記事にしなかったので申し入れの挨拶を除いた全文を掲載します。
 市長への申し入れ 
 挨拶文略
 貴職は第3回定例会に引き続き今回も横須賀市政の慣例に従い「内内示」と称する方式により副市長人事案を提案されました。
 新聞報道等によれば最大会派の同意が得られないと判断され18日、再び議会提案されないまま副市長人事案を取り下げられました。またこの件について議長との話し合いもあったと聞き及んでいます。
 有権者、主権者の市民の方々にとっては取り下げの詳細はマスコミ各紙で「議会の反対」と報じられただけで、何が理由で公式提案されないのか全く不明のままです。このような状況は市長及び議会の2元代表双方が市民に対し説明責任を果たしていないと、我が会派は判断しました。
 そもそも「内内示」という方式は、貴職が批判した三代続いた官僚市長時代からの慣習ではないでしょうか。多数の会派が支持し誕生した市長が提案した副市長がやがて市長になり、それ故提案人事に傷が付かぬよう支持会派の意向を聞いて調整する慣習であったと思われます。私達は今までの市政からのチエンジを掲げる貴職には全くそぐわない密室的提案方式と違和感を持つ次第です。
 この様な事を繰り返さぬ為、また何より市民の為に政治空白を招かぬように、透明性ある人事提案方式をこの際、議会側に要望されたい。
 具体には内々の提示方式を止め、議運に提案し、賛否は議場においてそれぞれが賛成、反対の立場を市民の前で明らかにする方式をとられたい。
 なお再度の取り下げに至った経過を見ると、副市長にどうしてこの人を据えたいのかという丁寧な説明がなかった事も原因と思われます。
 新年度を控え困難な行政課題は待ってはくれません。市民の為に補佐役の副市長を選任するのは喫緊の課題であります。早急に副市長を選任される状況を自ら作られるよう強く要望いたします。

2009年11月26日  ニューウイング横須賀

 申し入れの時、市長は議会の同意を得る事が大事と答えたので、内示をする前になぜこの人を選任して欲しいのか十分説明が必要であるとして申し入れを終わった。
揉めている人事についてだからか会見後の記者会見には5,6社が取材に来たが、記事にしたのは朝日だけだったので申し入れ全文をアップしました。

 神奈川新聞リーク報道でまたも混乱か?
 吉田市長に申し入れをして記者会見を開いたのが26日後1時半。それから時をおかず誰かが神奈川新聞に「新人事案」をリークした。
 翌27日の臨時議会日の朝、神奈川新聞に「内々示」としてすっぱ抜き的に代表監査の沼田氏と現役部長廣川氏が候補と書かれていたのである。
 この記事をみた私は完全に頭に来た。会派メンバーも全員同様である。申し入れから数時間もたたず漏れて記事になったのである。市長は申し入れ時当然このことはおくびにも出さないが何か様子は変だった。私達はコケにされたと思った。議会へ行くと「またも何だ」と声が渦米いていたので、議運でこれはどういう事か人事提案について取り扱い協議して欲しいと緊急発言した。
 山下議長が「私も正式には聞いていない」と議運で発言した。余計おかしいじゃないかとなるので議運委員長が正副議長と協議して次回議運で報告するとなった。
 これまでの経過は市民から見れば密室政治だから、透明性の人事と言う事でもう内々示を止めると言う動きになっているのに、新聞に時間をもどされ内々示を復活させた。
 ところで議運開催中に吉田市長から上地団長宛、「私が神奈川新聞に話したのではありませんから、それだけは信じて下さい」と電話があった。団では「そうだろうな、それでなければ学習効果は全くない事になる」として、それは了解した。ならば議会筋から漏れた(漏らした)としか思えないがこの際どうでも良いから「犯人」探しはやめる。しかしこんなリークは配慮無しの馬鹿のやる事としか思えない。人事潰しでリークしたならともかく、二人を副市長にしたいなら議会を混乱させた分マイナスだ。
 投票により透明性の確保を 
 なおこの人事は今日2日の議運に内示がされた(なお今後内々示方式はとらない事になった)。そこで我が団はこれまでの経過から、14日の最終本会議では投票による同意を求める事にし、私が記名投票を求めた。議員2名以上の提案で決まるので即決定となった。
 14日は市長から副市長選任同意の提案理由の説明聴取後、何で賛成か反対か各会派議員が討論して考えを明らかにする事だ。それが議会として一番の説明責任を果たすになる。
 なお申し入れておいた「丁寧な説明」はまだ聞いてないので、二人に賛成するか反対するか、ひとりのみOKかは、まだ表明できない。
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by ichiyanagi25 | 2009-12-02 08:26