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露骨になる対米従属派と彼らの問題点

露骨になる対米従属派と彼らの問題点 
 後10日ほどで告示となる。
 今回の解散総選挙は隠れ対米追従派が余裕がなくなり、露骨に対米従属純化路線を歩み出してきた。宗主国の焦りとも言えるが民主党に至っては民主集中制のような踏み絵まで踏ますという愚行に至った。これで先のブログに書いたように脱原発、反増税、反TPPを政策理念にする者は民主にいられなくなるわけだ。近代政党でありながら思想表現の自由を認めないというのだ。民主と同じく対米追従が多くを占める自民だってここまではやらない。
 今回の選挙はハッキリ言って対米追従路線で国民の資産をアメリカと官僚勢力に貢ぐのか或いは対米不服従路線で環太平洋均衡外交をして国民の暮らしを守るのかの選択である。メデァイはこれを糊塗する報道ばかりで、対米独立をやろうとして失脚させられた鳩山元総理を日テレなどは「公認もらえず引退」と報じている。しかしこの人はまあ最後までお人好しですね。沖縄の基地軽減と海兵隊の国外移転を悪く言う勢力は対米従属派であり鳩山政権の主張は正しかった。但し外務や防衛大臣を固めず官僚の協力を得る地固めを経ずして取り組んだからアメリカと対米追従メディアにやられたのだ。そして今度は自分で作った党から追放(事実上の乗っ取り)されても野田民主に何もしないのかと、その闘う姿勢に疑問符が付く。
 繰り返すように今回の選挙では民主自民では過半は取れないから、第3極と言う虚像を作り、新旧のハッタリ屋で補完勢力を形成し、対米追従派で250議席以上を狙っているだけである。 
 作られた第三極は来年の参院選まで持てば良く、民主よりも投票者の期待を裏切り分裂劇を繰り返すだろう。選挙後国民の生活は益々疲弊する。暗澹たる思いになる。
 そこでこのブログを読んでくれる知識層には、数は少なくとも冷静に対米追従の何処が駄目か知って貰うためにその問題点を告示まで課題別に書いてみたい。
領土問題と敗戦国の置かれた立場 
 アメリカは尖閣を材料に日中関係が親密にならないように石原をパシリに使い、緊張材料にしてしまった。TPPに関連する課題だが、この扇動に乗ってしまう与野党国会議員のレベルの低さにつくづく呆れるが、その議員を選ぶ主権者が戦後の国際体制(秩序)を知らねば国民もまた簡単に扇動に乗らされてしまう。メディアが報じず文科省が仕切る学校でも教えない大戦後の国際秩序について以下理解を深めたい。
 まず認識する事は戦後の国際社会の合意というのはヤルタ・ポツダム体制である。ということだ。どうも最近の政治家をこれを習う事がないようだ。だからトンチンカン発言をして今回のよう馬鹿な事をする。全く国益に反する事をやらされるのだ。
 日本は1945年に8月にポツダム宣言を受諾して連合国(主にアメリカ)に降伏した(この戦争はこの条件をのまされるために起こされたと見るべきだ)。昭和20年8月15日は帝国陸海軍の統帥者で大元帥をかねる昭和天皇がポツダム宣言を受諾する事を国民に知らせ(玉音放送)、イコール連合国に受諾を通知し停戦を求め、さらなる国民犠牲と国家滅亡を防いだ事にある。まず昭和天皇の玉音放送の冒頭部分を引用する。
玉音放送を知る 
 朕深ク世界ノ大勢ト帝国ノ現状トニ鑑ミ、非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ収拾セムト欲シ、茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク。朕ハ帝国政府ヲシテ、米英支蘇四国ニ対シ、其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ。(句読点は筆者)
 ここで言う「其ノ共同宣言」というのはポツダム宣言である。また支蘇の支とは支邦(石原の好きな呼称)国民政府の中国であり蘇はソ連の漢字当て字である。
 ポツダム宣言は対日占領政策の米英ソ中(中国代表はポツダム会議に招かれないが)いわば連合国(戦勝国-国際社会)の最終合意である。
 8月15日は元首の天皇がポ宣言の受諾を表明し停戦になり、9月2日ミズリー艦上で政府が同宣言の受諾いわゆる降伏文書に調印したのである。
 ポツダム宣言にはなんと書いてあるか。
ポツダム宣言は13条からなるが今問題となる箇所は以下である。
 8.カイロ宣言の条項は履行されるべき。又日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国ならびに吾等の決定する諸小島に限られなければならない。引用終わり
 カイロ宣言は日独に一大反攻作戦を取る前の1943年11月にエジプトで行われた会談である。この時ソ連は国内でナチスドイツ軍と血みどろの戦いをしている最中なのでスターリンは呼ばずにルーズベルト、チャーチル、蒋介石(国民党政府)の3人で戦後処理と今後の対日戦争での協力を確認した会議でもある。カイロ宣言で重要な事は以下である。
 日本が第一次世界大戦により占領した太平洋の全島奪還、及び日本が中国領土から奪った領土を中華民国へ返還(例として満洲、台湾、澎湖諸島)。そして朝鮮の独立がある。カイロ宣言引用終わり
 尖閣列島は南西諸島の西側に位置するが、ポツダム宣言(戦勝国-国際連合-の合意)に明文化していない島は「吾等の決定する諸小島に限る」としているのである。違うというなら国際司法裁判所の判決を仰げばよいのだ。だから台湾も今回は行動に移しているのだ。
 中華人民共和国政府は49年の建国当時からチャイーニーズタイペイを台湾省と位置付けているから中華思想とポツダム及びカイロ宣言からして自国の領土と主張する。それを78年に日中平和友好条約(戦闘状態の終焉)を結ぶときに鄧小平は「尖閣は棚上げしよう」と言い、日本(当時の自民党福田政権)も互いの利益からそれに合意したのだ。 
 福田(父)首相は親台湾派かと思いきや、国益を優先し中国と平和友好条約を結んだのである。この先人の知恵を継承しないで、条約の中身もよく吟味しない野田政権(それを誘導した現外務省)のやり方は実に操り人形操縦術をよく示している(石原は確信犯で利用された)。
 カイロ宣言、ポツダム宣言ともその中心役を果たしたアメリカ国務省がこれを知らないはずはない。アメリカは知っていて21世紀の太平洋を巡る覇権争いの中で、「属国日本よアメリカの影響力から逃れて中国やロシアと関係を良くしようなどと思うな」とする誓約がTPPの本旨であり、尖閣を道具に日中関係悪化状況を狙ったのである。
 本格的に日中関係が悪くなればアメリカは戦勝国でありポツダム宣言を飲ませた4国の一つであるから日本には付かない。ヒラリークリントンや米ネオコン派の意向で石原や野田は動いたが、中国の反発に米国務省は「領土問題にはどちらにも与さない」ととぼけた表現で安保条約の発動なんて戦後秩序の中ではしないよと発言したのだ。
 本当に国際社会の判断を知りたければ、竹島よりも此方の方を先に国際司法裁判所に提訴すればよいのだ。それには日本国民としては冷静に受け止める覚悟した方がよい。また戦争に負けるという事はどういうことか、同時に戦勝国の戦後の国際秩序を真剣に学ばない政治家を選ぶと、このような馬鹿な状況になる事を知ろう。
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by ichiyanagi25 | 2012-11-22 09:57

違憲解散に際し第3極報道に騙されないようにしよう

第3極報道に騙されない
 民主党などつぶしても宗主国アメリカと(その意向にそう官僚)に尽くす野田パペット総理は、自党の大敗も意に介することなく解散に向かいだしたようだ。と書いているうちに野田首相は自爆解散を宣言した。
 東京新聞の一面にあるように一票の格差是正をしないでの違憲選挙である(区割り調整が出来ない)。何処までの国民をバカにした野田首相であり、また政権復帰のみをもくろむ安倍自民党+公明との合作解散である。最高裁が違憲状態と強く指摘しているのに、それも無視である。そもそも0増5減も小手先対策に過ぎないが年末選挙では区割り調整が間に合わない違憲状態のまま選挙になる。何処までハチャメチャな総理なのかと呆れる。法曹界が違憲解散と即座に提訴すべきではないか。
 亡国の民主にまだ所属している脱原発、反消費税、反TPP派議員は民主から離党し、選挙に臨むべきだ。そうでなければ国民への裏切りを続ける事になる。そして我々は野田民主と松下政経塾出身議員に鉄槌を下し、民主は50議席ほどに凋落させよう。もちろんコリゴリ自民を政権復活させはてならない。
 そしてマスコミが作り煽る対米追従の第3極ではなく、それこそ国民に為になる野党勢力を結集すべきだ。脱原発、反消費税、反TPP(TPPの本質は宗主国についていきますとの祝詞協定)で大同団結することが国民のための本当の大同団結だ。だがこの3つを表明する事は宗主国アメリカへの不服従宣言だから、メディアからたたかれるか、或いは現状のように無視される。
 マスコミの対応を見ていると実によく分かるが、メディアも国民はガッカリ民主とコリゴリ自民には入れたくない国民が過半と見ている。そこで対米追従勢力が過半を割らないために橋下をさも第3極の中心のように持ち上げている。そしてこのマスコミの動きに触発された石原は夢をもう一度でマスコミが作る「第3極」に影響を果たそうとしゃしゃり出ている。
 結論は宗主国アメリカの宣伝機関である大手メディア(クロスオーナー制の読売、朝日、毎日、サンケイ、日経、地上波テレビは日テレ、テレ朝、TBS、フジ、テレビ東京、それにNHK)の報道を能ある選挙民は信じない事だ。
 選挙後「第3極」で作為的に作られて当選した政党や議員はとんでもない事をやり出すだろう。この状況だとあと10年はカオス状態となり、日本は更に疲弊するだろう。何故このような事をするのかうんざりである。国民は呉々もメデァイの偏向報道と作られた第3極に騙されない事だ。この日本の実態を知り生活防衛を念頭に置く有権者が増える事により、国会構成を変える事が出来る。
 脱原発、反増税、反TPPを行う候補を選ぼう。
 脱原発議連としてなんとか一矢を報いる行動を起こしたい。
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by ichiyanagi25 | 2012-11-15 10:52