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マニュフェストから距離をおこう

マニュフェストから距離をおこう
 各党からマニュフェストが発表され、批判を浴びるとあわてて修正も行われ、自分の事を棚に上げるマスコミから「ブレ」とこき下ろされている。トレンドのマニュフェストだが、当初の目的からは変質し与野党とも有権者の歓心を買おうとする「ばらまき」提案集になってしまった。
 地方分権も必要だが現状はタレント知事たちのパフォーマンスに引っ張られる形で各政党共に「いい点数」をつけて貰う為に無原則に擦り寄っている様に写る。選挙を前に互いに「姑息」と言いたくなるが、地方分権は政権交代後多いに論議して前進させるしかない。もうマニュフェストなどに夢中にならず与野党とも方向性を示すのみで十分だろう。とにかく政権交代が最大の選択肢と捉えればよいのである。
 民主政権が多くの国民を泣かせるようになれば総選挙を求めればよいのである。自民もおたおたしない事だ。野党暮らしも質の高い政治家を育てるには必要な事だ。
 さて共産を除く野党3党は連立政権の共通政策を発表した。基本は郵政300議席による「構造改革」路線の見直しなのでこれを評価する。国民の生活を守るのが第一だから「構造改革」路線の見直しだけで十分、野党はこれでもう十分と徹底認識すべきだ。
 権力側のマスコミは「安全保障・外交」に触れていないと野党攻撃をするが、こんな事には「権力を握れば今まで知らされていなかった事も分かる。その時点で詳細は順序立てて説明する」としておけばよい。また外交では対米追従の継続ではなく、日本国民に為になる外交を構築するで良いし、自衛隊については直接国民に危害が及ばない国や地域には安易に派兵はしないし、国際協力も国益重視で行っていくくらいで多くを語る必要はない。とにかく自公政府のように対米従属はとらないという表現で十分だ。それを告示後各候補者が言えばいいのだ。
 マスコミについては8月5日の当ブログで評した通りであり、野党攻撃にシフトしだしたマスゴミもある。売国竹中をこの期に及んでテレビ出演させているテレビ局が複数ある。しかしいずれも凄腕相手と対談させないようにしている。今朝サンデープロジェクトでその光景を見た。田原の顔を見るにつけ辟易したのでテレビを切った。
 前回の郵政選挙の時はアメリカから小泉政権を勝たせる為にマスコミ10社に5千億円が配られたと言うが今回はその様な動きはないのか。4年前これ(電通を介した世論操作)を指摘して森田実さんは地上波テレビから追放された。
 6日の講演会の時、森田さん自身に4年前「干された原因」を私から伺った。それから4年、現在テレビの取材はないが、新聞や週刊誌の取材とインタビューは結構来ていると話されていた。また地上波テレビの何人かのプロデューサーからの接触はあるが、進んで地上波に出る必要もないと言っておられた
今のマスコミが戦前戦中の新聞を批判できるのか
 昨15日はポツダム宣言受諾日で64年前玉音放送が流された日である。日本降伏の「敗戦記念日」は正式には9月2日(ミズリー号上での降伏調印)であるが、玉音放送をもってアメリカの攻撃は止んだので国民はこの日の印象の方が強い。
 マスコミは8月になると8,15特集番組を組むのが戦後の風物詩となった。今年も各番組で戦時中如何に新聞(メディア)は軍部・政府に支配されたかを指摘しているが、その指摘は今テレビに出ている全員に返す言葉だろう。
 アメリカは憲法上報道の自由が高い位置にあるので、新聞社がテレビを持つ事は禁じられているが日本は8月5日書いたようにテレビはNHKを除き全て新聞社系列である。地上波テレビで真相を言えば森田さんのように干されるので、レベルの高い国民はテレビに出ない評論家の本を買ったりネットで読んだりしている。
告示後はくれぐれもマスコミに煽られず投票し、政権交代を実現したい。
11区では横粂候補の応援をする 
 当ブログもお陰様でこの頃アクセスが伸びている。
 私はご存じのように根っからの反自民であり今回政権交代をせつに望んでいる。神奈川11区では連合や民主党11区支部とは別に勝手連で横粂候補予定者を応援する。
 横粂選対は風頼り労組頼りが過ぎるように感ずる。何度も言うように横須賀で勝つには保守を巻き込まねば勝てない。中選挙区時代この横須賀(旧神奈川2区)は保守リベラルの田川さんを小泉一家より常に上で当選していた。田川さんは先日お亡くなりになったが、むしろその田川さんの後継になるべく横粂君にはこの地に根を張り保守層の支持を集めて貰いたい。 
 連合(労組)便りでは市長選時の吉田票を上回る事が難しいことを認識すべきだ。連合が前面に出ているから労組系市議も応援につくようだが、この構図、何やら蒲谷選対の雰囲気さえ感じてしまう。
 旧来の反(非)自民勢力で戦えば小泉進次郎候補に迫る事は出来ず比例復活も遠のくだろう。小泉元総理がやった構造改革路線を支持しない保守支持層と市民票の獲得に全力を尽くすべきであろう。
 なお一柳勝手連の具体的行動予定は告示日前にここでも掲載します。
 

by ichiyanagi25 | 2009-08-16 20:21

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