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選出された市議会の本当の様子

選出された市議会と市議の様子
 4月26日市議会選挙が終わり5/2により新たに選ばれた41人が今期4年の議員職を務めることになる。
 先週会派届けがあり今週には正副議長選のほか議会有給ポスト(議員報酬とは別の手当が出る)の席取りと常任委員会の選任がある。
 会派ではいろいろポスト取りの為の引き抜きっこなどがあり、その結果、7人会派が4つも出来た(市政同友、公明、自民、無所属みらい)。代表質問や議運での発言順を決めるためにくじ引きで順位を決めたと新聞報道があった。ここではそのような表面的事象では無くて24年の議員職で知ったことや市民から見れば驚く慣習などでポストが決まることなどを報告してみたい。
今後の私のスタンス 
 なお議員で無くなって一市民となり、市議会の本当の様子を報告した方が市民への情報提供で良いと思うので、基本的には実名を含めて普段知り得ない市議会や市政の内側を書いていきたい。
 また横須賀市民ンブズマンを今月末に立ち上げる予定である。一議的には市政の監視を中心にするが、議員定数や政務活動費など市議会の制度的な問題点についても積極的にオンブズマン活動に反映させるつもりである。
 そして議員を引退した後になぜオンブズマン活動を始めるかであるが、対米従属とその下(日米安保体制下の象徴天性護持)で働く官僚支配による地方分権無視と財源移譲を反故にする国政についても必要な意見を出す必要を痛感したからである。県議の政令市選出全廃などについても県民税に関連するので指摘していくし、また地方主権論に立った地方制度のあり方や、市政と議会の緊張感のなさについては、制度批判を含めたセミナーや講演会を開催する予定である。ご注目頂きたい。
会派構成
 臨時市議会前の市議会情勢についての報告に戻す。
 前期10人もいた新政会が引退議員の補充がつかず、かつまたポスト取りや会派内での葛藤が今回顕わになり、青木哲正氏を除いた現職が、みなかつての会派名「市政同友会」を復活させ、そちらに移った。本市の保守会派は誰かと一緒にやりたくないことが合意になったときは対象者を「追放」はせず、「あなたどうぞここにいて下さい、私達は他の会派に移ります」という手を使う。
 22年ほど前、青木良夫氏(故人-青木秀介氏の親)が嫌われたときも同じ手を使っている。曰わく「あなたは是非自民党に残って下さい、私達は他の会派を作ります」とやった。この時、朝、議会に出てきたご本人は全くクーデターを知らされず血相変えて「どうなっているんだ」と当時の社会党会派に様子を聞きに来たので良く覚えている。この時は石渡吉男さんが「一人じゃかわいそう」と付き合って2人で次の選挙まで自民党を名乗っていた。
 この市政同友会と自民党が第一会派となるため引き抜きっこ合戦をやったが、自民党から井口氏を市政同友に移したのはトップ当選した長老県議で、自民党筋は自民党籍にありながら何だと、怒っていた。
 また山本氏が引退し4人になった研政は全駐労の影響下にある小林氏を引き入れて5人会派となったが、各方面から混乱無く4年やっていけるのかとの見方がされている。
 また市長寄りの姿勢を示している無クが無所属みらいと名を変え、5人から7人になった。残りは共産3と無会派5人(上地、藤野、青木、山城、小室の5氏)。なおニューウイングやネットは一人のために会派扱いはされない。
 定数削減しなかった混乱が早くも生じたと思う。今は年間死亡者数が4千2,3百人を超えるから、あと1年ほどで有権者数は34万人をきる。そうしたら有権者数1万人に一人の代表と言うことで定数33に大幅削減を提起する請願をオンブズマンとして出そうと思う。その頃には今回当選した議員のレベルも伝わり、市民の間にも藤沢より人口が少ない横須賀に藤沢より多い41人もの議員が必要かとのか疑問が広がるだろうから市民意見の代弁することになるだろうと予言しておく。
 なお議長ポストの取り合いについては15日に開かれる臨時会前後に報告したいが、「こいつとこいつにはやらせたくない」との意見が耳に入ってくる。どの会派にも調整役を果たせる重鎮がおらず、6,7期のベテランは自ら議長職の色気が出ているから、市民にとってどうでも良いポスト取りの暗闘は今水面下で繰り広げられている。
告知について
オンブズマン立ち上げ総会2部(公開予定)と6/7(日)午後の副島氏を招いての軍港開港150年裏面史については近日中のマスコミ発表に合わせ広報します。

by ichiyanagi25 | 2015-05-11 09:37

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