間違いだらけの報道と一般認識 

間違いだらけの報道と一般認識 
     
 年も明け、一週間がたち、松も明けた。
 さて、この国の洗脳状況下で一番問題なのは、日本が独立を回復していないことを、67年間隠し通していることである。
 戦後日本の虚構の全ては、1951年から始まっている。
 野党も産経、読売以外の新聞メディアも、日本が独立国であるとの認識で安倍を批判しているが、ここが一番国民に誤解を与えている。
 だから北朝鮮対策で「トランプべったりになるな」との批判も、的を射ていない。
 属国故に、独自外交など出来ない。安倍はその意味では、自分の役割を分かって、植民地の代官をやっている。だから一昨年、プーチンとの対ロ交渉を、アメリカに忠誠を誓う官僚に潰されても、怒りも表さず総理を続けた。 
 また、一昨年自分が支持していたヒラリーでは無く、アウトサイダーであるトランプ大統領が就任したにも拘わらず、すぐに切り替え、したすら従い、代官職をしている。
 ただ、この成蹊大学出の総理は、復古主義思想の回復を狙っているが、それはあくまで反共カルト、統一教会の法(のり)を超えない範囲で、許されているにすぎない。
 もっとも安倍を思想的に支えているのは、反共(カルト)で何より従米の魂のない右翼であるから、軋轢は出ない。

全て半可通でやっている属国日本

 ところで今の国会議員の8割以上が保守を名乗るが、此奴らの行動から見て、保守思想を理解しているのは1割いるのか?と疑う。当然だが国民は保守を理解していない。
 ようやく立民党の枝野氏が、昨年暮れの記者会見で「自分は保守だが、その意味は」として、師事する学者の名を出して、先生の言うフランス革命後に出来た保守思想。常識的であり、急がない、人や思想は常に進歩するとの幻想は保たない。と言う意味での保守であると明言した。
 真正保守は「改革や革命を叫ばない」とまでは、言わなかったようだが、本当の保守を見分ける能力を主権者国民が持たない限り、エセ保守で売国の跋扈は収まらない。
 保守とはまさに、フランス革命で起きた、血で血で洗う、報復が報復を招く修羅場をくりかえさない、暴力革命は人類のためにならいと言う現実から、生まれた比較的新しい思想だ。アメリカ大統領選のやり方も、仏革命で吹き出した、ルサンチマン(大衆の強者に対する怨念、報復感)が選挙結果に表れないようにしたものだ。
 一言で言うなら、保守とは穏健で常識的な政治をめざす思想だ。我が国では選ぶ方も選ばれる方も、これを理解していないから、本当の保守が消滅しかかっている。
 だから安倍も小池も維新の会も保守では無い。反共、対米従属、グローバリストの僕(しもべ)が保守を名乗り、頭の中はカルト反共で充満して思考停止、操られて亡国と売国の政治をやっている。
 保守とは何かを主権者は本当に問わないと、真っ当な政治は実現しない。

英語が出来ても馬鹿は馬鹿

 またこの国では、政治用語の解釈が世界基準からしてもデタラメ過ぎる。
 良い例がトランプの言うアメリカ・ファーストだ。これを米第1主議とメディアも政治家も評論家も訳して語るが、まったく違う。
 この場合のアメリカ・ファーストは米国内政治最優先をさす。これを1年半前から指摘し、誤訳を止めよと言っているのは、トランプ当選を当てた副島隆彦さんくらいだ。
 トランプは新自由主議経済で割を食って、プアに落ちぶれた国民層に向けて、俺は国内政治優先だと宣言したのだ。その延長線上にTPP脱退があるが、この意味を新自由主義の僕であるものは言えずにいる。安倍は、この件ではトランプにつくことを許されずグローバリストの言うことを聞いて、TPP復活をやっている。
 またポピュリズムを大衆迎合主義と訳しているが、これも大きな間違いである。
 ウキペディア(CIAが管理している検索サイト?)にも以下記載している。
『ポピュリズム(英: populism)とは、一般大衆の利益や権利、願望、不安や恐れを利用して、大衆の支持のもとに既存のエリート主義である体制側や知識人などと対決しようとする政治思想、または政治姿勢のことである。日本語では大衆主義や人民主義などのほか、否定的な意味を込めて衆愚政治や大衆迎合主義などとも訳されている』。以上。
 否定的な意味を込めて衆愚政治や大衆迎合主義と訳すとあるが、これは既得権益層から見た否定的見解である。前段と後段ではまったく意味が違う。後段はまさにフェイクだ。大衆の支持のもとに既存のエリート主義である体制側や知識人などと対決しようとする政治思想。と言うなら、ポピュリズム政治家は私達にとって必要になる。
 宗主国の言語の意味をしっかり伝えないと、属国国民は更に誤った政治観を持ってしまう。
 時事(政治)英語について、正しい解釈をしないといけないのだが、あらゆるところで事実を伝える基本がないから、こういう状況になる。
 日本では属国として、英語にあこがれを持たせているため、英語を学ぼうという国民が、引きも切らないが(9割は無駄な努力)、こういう実態では「英語が出来てもバカはバカ」という格言通りとなる。

相変わらず相撲に明け暮れるワイドショウ

 この国では年が明けると「お目出とうございます」というのが慣習だ。
 中学生頃から、なんで年が変わるとめでたいのか?と思ったが、今は、この国のテレビやメディアが実にお目出度い。というのが実感だ。
 この国の地上波テレビ見ていると、年が明けても、相も変わらず、相撲のスキャンダル放送ばかりかだ。今度は泥酔行司のキスだと言って、モラル論を振りかざす。実害がないのにこのバカ騒ぎである。男へのキスを騒ぐなら、元TBS の「強姦魔」山口敬之の(安倍政権による)犯罪もみ消しはどうなるんだ。
 大相撲の問題点をいうなら、国家権力が作った放送法により、聴取料を強制奪取しているNHKが、この様な相撲協会に年間30億円もの放映権料を支払っていることだろう。ここをつくメデイァが何処もない。
 そしてもう一つ、カルト貴乃花の実態に触れない。
 異常行動をとり続ける貴乃花がカルト宗教(神道系)の信者で、恐ろしく国粋主義的な主張をしていることを取り上げないのは、どういうことだ。貴乃花が何も語らず、だだっ子みたいな事をやっているから、国民は異常さを感じているが、それがカルトに起因する危うさを暴く方が大事だろう。
 このカルトの影をまったく取り上げないのは、貴乃花の異常さの深淵が、安倍的なものに通じるからかも知れない。
 こんなテレビをみていると、明けましておめでとうより、頭中がお目出度くなる。

今年は明治150年の洗脳に警戒警報

 さて最期に今年は明治150年だ。
 50年前、私が高校生の時が明治百年で、司馬遼太郎の「明治の世の凄さ」の明治持ち上げ小説が大ブレーク(龍馬が行く、や飛ぶが如く)して、日本人が江戸幕府は駄目でアメリカ様に開国して貰い、近代国家になれたの洗脳を受けた。
 まだこの時の洗脳が解けない、武田鉄矢みたいな龍馬かぶれが、その辺にゴロゴロしている。横須賀市も開国の街だという「自虐史観」を指摘する議員も居ない。
 さすがに50年前とは違い、明治礼賛一本槍にはならないだろうが、総理が安倍である事から、長州礼賛の仕掛けはあるに違いない。
 江戸期270年の徳川の政治こそ、正しく評価すべきである。
 徳川政権樹立前は、応仁の乱からはじまる戦国時代で、150年間も、民の暮らしは安定しなかった。
 また応仁の乱以降は、戦で勝った方が、負けた領民に対しての乱取りがすごかった。乱取りとは、掠奪と捕虜にした後の人身売買である。
 この人身売買と「奴隷」貿易にはバテレンが多いに係わっており、またカソリックのイエズス会は日本をスペインの植民地にする意図を持っていた。それで秀吉、徳川ともにバテレン追放をしたのであって、単なる宗教弾圧とはまったく意味が違う。宗教弾圧と刷り込んだのは明治政府からである。
 徳川家康は秀吉の唐入りに対しても、明国及びその冊封国の朝鮮とも平和外交で国交回復をして、270年間海外派兵もせず平和を保った(鎖国も明治政府の造語)。
 その幕府を英のそそのかしに乗って、安倍の先祖達の下級武士が、クーデターで政権を奪取したのだ。
 その明治政府の汚職と無能さは凄まじく、それを暴いた副島種臣らを追放する明治6年の政変で、薩摩の西郷も明治政府と武力衝突する。
 そして明治政府の権力を握ったゴロツキ連中がやったのが、天皇の神聖化で政府批判を許さず、統帥権を言い立て、軍の批判を封じ込めて制御不能にした。
 この軍人達が国民を自分たちのために使う為に徴兵制をとり、臣民教育をして従順な国民に仕立てアジア侵略に使ったのである。明治クーデターを起こした世代からちょうど三代目が、軍部台頭となり結果、勝てるわけはないアメリカに刃向かい敗れ、国家をアメリカに渡したのだ。なお吉田茂も長州の家系(薩長閨閥-けいばつ)である。
 江戸幕府と明治政府、どっちが国民の為になったか、騙されないようにしたい。
 江戸幕府に対する否定的見解は150年講談、文学、映画、テレビを通じて流布されてきた。洗脳は池上彰みたいのをつかって、ソフトにやってくることも承知しておこう。



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by ichiyanagi25 | 2018-01-09 09:49

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