市民が具体的に野党再編と共闘を促す

市民が具体的に野党再編と共闘を促す
 
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           2/24(土) 講演中の森ゆうこさん(産交プラザ)

新潟に学ぶ野党共闘を終わって 
 24日の森ゆうこさんを招いての「市民との連携による野党共闘」は90名ほどの市民参加を得て終了した。
 2部の野党共闘についてのパネル討論では、4区の立民衆員議員早稲田夕季さんが、参加してくれて、自由、立民、共産党での意見交換となった。
 1部の講演では、一昨年の参院選で1人減員で1人区となった新潟選挙区で、野党統一候補として、森さんが選ばれたいきさつ、またその年の秋に行われた、新潟知事選の話が中心に進められた。
 纏めると、野党統一候補選定で一番の「抵抗勢力」は、連合新潟だったと言うことが、聞いていてよく分かった(予想通りと言えば、予想通り)。
 反小沢一郎であり、また東電柏崎原発があるので、電力総連が連合新潟の中核であるから、反安倍ではなく、ヌエの野党共闘が望みである。 
 1年以上の統一候補論で何とかまとめ上げたのは、市民の声(新潟市民連合)であったことも分かった。そして反共労組の連合を何とか統一戦線にとどめて、辛うじて森さんが統一候補となり(連合から推薦を貰ったのがこの時初めてだと)、3千票弱の僅差で勝利を収めた(電力総連などは自民に入れたから、この票差だったのだろう)。
 2年前の参院選で全選挙区の中で一番当選確定が遅く、開票日深夜(翌日になって)に当選となったわけだ。
 その年の秋に行われた、新潟知事選では泉田前知事が、急に不出馬表明(昨年自民党の衆院議員となった)で急遽、知事候補選びとなった。
 この時は連合は自民候補についた。だから脱原発を前面に出して戦えた。自分の選挙もこの様に戦いたかった。
 蓮舫代表(当時民進党主)が選挙終盤になって新潟に入ったが、「いまさら」とか「遅いじゃないか」などとは一切批判しなかった。逆に良く来てくれたと言って迎えた。
 こういう我慢も統一戦線では、必要と言うことを言われていた。

共産党との連携を嫌う勢力の克服

 この時、蓮舫氏は民進内右派や連合から、相当圧力を受けていたのだろう。だから昨年、前民進党首なのに、未練もなく、さっさと民進を離党し、立民に入ったのだろう。
 昨年の衆院選について話がなかったので、4勝2敗と、沖縄に次いで自公を圧倒した新潟の野党共闘について、私から質問した。
 共産が6選挙区中5選挙区で、見返りなしに候補を降ろしてくれたのが、最大の功労であると言っていた。しかし政党公認でないと比例復活がないから厳しいとも。
 隣の芝生ではないが、新潟は農民運動の影響もあり旧社会党勢力が、まだ力をもっていること、また角栄を生んだ土地(旧新潟3区)なので、自前の候補を出して育てようという県民意識があるとも言っていた。
 日頃の運動や共通認識の醸成が必要と言うことだろう。
 まあ、思っていたとおり、やはり民進と連合が野党共闘の抵抗勢力であると言うことだ。問題は連合を含めて実は自公と近い勢力が共産党との共闘を否定する。
 民進が駄目だったのは、この勢力を抱えていたからだが、小池、前原の策略(裏は反共カルトの応援)に早々に乗って希望の創立メンバーや、日本会議や統一教会系とはハッキリ言って組む必要はない。
 排除の論理は取らないし敷居を高くしない方が良く、抱え込む度量が必要という指摘もされていたが、過去に学ばずに、ここをいい加減にすると、何のために立民が生まれたのか?と言うことになる。
 2部の討論では4区の早稲田議員が参加してくれたが、立民との話し合いは、この後に十分取り合っていきたい。

亀井静香さんの意見を思い出した

 この講演会を終わった後に、1年4ヶ月前に聞いた、亀井静香さんの話を思い出した。
 16年11月のトランプ当選直後に行われたある講演会で、引退を覚悟していた亀井節は私の気持ちと完全に一致したものだった。一昨年11月の亀井さんの発言を纏めると以下のようになる。
 亀井氏発言 抜粋引用
 民進のだらしなさ、昔の社会党と同じで議員職を確保できればよいだ。特に政権獲得の意欲が全くないのは、政党と言えない。
 TPPだってそうだ、真剣みのないのが、国民にもバレている。民進議員は連合について貰うと、さも組織票が来るように思っている。私は連合系組合に呼ばれると、アンタのところはスト権確立が出来ているのか、と聞く。スト権さえ確立できないなんて、労働組合ではない。
 皆(連合の民間企業)、労使協調じゃないか。原発だってそうだ。
 連合がつくと選挙の時ポスターは、貼ってくれるし、個人演説会に動員してくれるから、嬉しくなるが、票なんてそんなにない。新潟知事選を見ればよく分かる(連合がついた自公候補が敗れた)。
 民進議員は解散になったら、民進の文字は出来るだけ小さく書いて、安倍とこう対峙すると、デカデカ書いて、安倍とこう闘うと、気合いで演説すれば、人で入れてくれる。
 こういう議員が50人も当選すれば自民に手を突っ込んで、自民内の反安倍と組んで野党を第一党を作れば良い。そうすると自民は民進内の対米従属を巻き込むから、野党再編になってわかりやすい。 引用終わり。
 と言うことを話された。立民党の出現はまさに亀井説に近い形で生まれたし、民進内の対米従属は率先して希望に行ったから、まさに国民にとり、凄くわかりやすい、野党再編になったわけだ。

野党再編を促してから反自公の野党結集へ

 しかし年が明けてからの展開は、変な形の旧民主、三すくみとなって、立民、希望、無所属の会(民進)に別れたままだ。
 希望に行ったことを反省している議員達は、早く立民に入党すべきだし、民進は参議院で持っているわけだから、民進の参議院議員で対米従属と旧同盟系の連合べったり以外は、早く立民に入党すべきだ。
 しかし、旧民主が右派や自民落ちこぼれ組を無原則に入党させて、瓦解したことの反省から、とりわけ反共右翼思想の日本会議、及び統一教会系の議員は絶対に入れないこと。そして新自由主義のしもべも入れないことを求める。
 これは市民が促したほうが、良いのではないか。
 野党共闘の実現を要請するよりも、今年7月くらいまでは、安倍と対峙する、まともな野党再編(希望民進からの立民への移動)に、市民が働きかけるのもありではないか? 主権者は安倍と明確に対峙する、野党共闘を求めると言うことの表明もである。
 3月4日に立民神奈川が立ち上がるので、5月頃には立民神奈川と市民連携について対話集会を開きたいと思う。

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by ichiyanagi25 | 2018-03-01 16:28

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