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嫌韓報道で安倍失政を覆い隠す

嫌韓報道で安倍失政を覆い隠す
  
 メディアが使う政治用語は誤訳が多く、また解釈基準もいい加減で、国民のへの政治理解を妨げている。もう一つの問題は国民を誤誘導していることだ。
 一番いい加減なのは保守の定義である。保守思想は急激な変化を認めない、穏健的な考えで、だから革命を起こす共産主義を否定する。ところが安倍は改革改革、そしてついには今時、共産党すら使わなくなった、革命まで叫んで日本と国民の生活を壊している。要するに単なる右翼反共を保守と呼んでいる。これが一番の間違いだ。
 嫌韓ムード煽るテレビ
 さて保守思想とは対極にあるのが、今跋扈しているカルトと品性下劣右翼であり、これがヘイトの嫌韓勢力である。
 この手の右翼は修正歴史主議者であり、冷静な思考が出来ずに、自分より少しでも弱いのを探して、叩くことしか発想できない連中だから、今は韓国相手に愚劣なヘイト対立をしている。
 今回、特にバカとしか言いようがないのは、すっかり安倍の宣伝機関になってしまったテレビが、対米従属右翼のコメンテーターや、媚びるタレントをワイドショウに各局毎日登場させて、嫌韓空気を煽ってい事だ。
 この淵源(えんげん)はアメリカに頭が上がらず、戦前はチャンコロ、鮮人(せんじん)と馬鹿にしてきた、アジアの隣国がこの30年、経済成長し、特に中国には完全に負けたことで、悔しくてしようがない感情である。
 では、何で日本経済がこの様な体たらくになっているのか。アメリカの属国で年30兆円をも貢がされて、おまけに新自由主義のグローバル化で、世界でリードできる業種はドンドン少なくなっている。一番の問題はアメリカの属国であるから、貧困になっていることに気がつかず(支配勢力の洗脳)、そのはけ口に嫌韓、反中をやっている。
 闘うべき相手を完全に間違えていて、アメリカやのグローバリストの意のままにパシリをやっているに過ぎない。
 よくよく考えると一番洗脳されているのが安倍総理大臣と言うことに気がつく。唯々諾々と売国をやって、恥じるところがない。一方、アメリカにあらがえない腹いせで、嫌韓をやっているのだから、もうどうしようもない。
 国会も開かないから外交問題での追及も出来ない。野党は街頭に繰り出して早く臨時国会を開けと、国民に訴えろである。
 テレビは嫌韓ムードの一環で、文在寅政権の法相候補者の問題を、毎日長々やっている。次いでの放送は香港のデモ報道だ(アメリカがデモ隊に資金提供をしている)。他国の問題などより、日本の問題を報じろである。
 他国の報道ばかりというのは、今おこっている重大問題を隠す意図も大ありだ。アメリカに何にも言えない安倍の日米貿易(FTA)交渉(農業破壊)も、来月に迫る消費増税がもたらす大不況と混乱について、全く報道しない。
 北方領土交渉も情けない。プーチンにはついに安保条約がある限り領土交渉は無理だとまで公言した。これを正しく報道すれば「アメリカの属国である限り、領土を返すとアメリカの実効支配になるから、しない」よと言うことだ。会見が何回になろうと進展はないと言われたのに、会うことで「やっている感」を垂れ流すメディアだ。
 またキワモノのN国はとり上げるが、真の革新勢力れいわは全く取り上げない。
 地上波を見ているほど国民の馬鹿は深化し、品性下劣度はそれに比例して上がる。
メディアの政治用語と意図的誤訳
 しかしメディアが使う政治用語は、誤訳やデタラメ解釈で主権者国民をたぶらかし、若い記者は誤訳に染まって、疑問すら感じないようだ。
 デモクラシーを民主主議と訳すこと自体、大誤訳であり、誤った解釈だ。主議を現すデモクラチズムと言う英語はない。デモクラシーの正しい訳は民主政体である。国民主権政治の形態(国民が代表を選んで議会で政治決定)であって、断じて思想、主議ではない。
 議員は自分を選んでくれた主権者の代表として主権の行使をするのだ。投票は自分の意志を託す行為だと言うことを、議員も有権者も認識が足らないのは、政府が正しい権利を教えないのと、メディアのせいだ。
 また、近年はポピュリズムを大衆迎合と訳して、刷り込んだ結果、多くの国民がこれを受け入れている。そしてれいわをポピュリズム政党とレッテル張りしたいらしい。
 広辞苑には以下ある。
 ポピュリズム【Populism】1890年代アメリカの第3政党、人民党(ポピュリスト党)の主義。人民主義。1930年代以降に中南米で発展した、労働者を基盤とする改良的な民族主義的政治運動。ポプリスモ。
 CIAが管理していると言われるウキペディアでさえ、ポピュリズムを以下の様にしている。(人民主義)(大衆主義)とは、一般大衆の利益や権利を守り、大衆の支持のもとに、既存のエリート主義である体制側や知識人などに批判的な政治思想、または政治姿勢のことである。ウキペディアはその次に、否定的な意味を込めて衆愚政治や大衆迎合主義とも訳されている。また、同様の思想を持つ人物や集団をポピュリスト(populist)と呼び、人民主義者、もしくは大衆迎合主義者などと訳されることがある
 一言で言えば、ポピュリズムは人民主義や草の根主議とすべきなのだ。
 要するに今のメディアは非エリートからでる、政治家や政党を悪意を込めて衆愚政治とする。であるが衆愚とすると民衆は愚かとなるから、これはやめて大衆迎合と言葉を変え、流布しているのだ。
 大衆迎合との訳は民主政体(デモクラシー)から見てもおかしい。主権者の代表として議会で主権の行使をする議員や政党は、大衆(国民・主権者)の意思を汲むのは当然で、国民の意思に沿うことを迎合とは、テレビ、新聞は何様のつもりで超誤訳の「大衆迎合」を使用しているのか!ふざけるんじゃねえと言いたい!
 ポピュリズムを大衆迎合と訳すメディアに騙されず、アメリカ民主党の大統領候補バニー・サンダースやマイノリティから出てきた下院のオカシオ・コルテスなどの草の根議員、政党を日本も育てるときだ。その代表がれいわ新選組である。
丸山穂高は自身が竹島へ上陸せよ
 さて、最期に口先右翼議員について触れたい。
 嫌韓右翼の丸山穂高は、5月の北方領土は戦争で取り返すに次いで、またも口先だけで、竹島は戦争で取り返せと言っている。反共カルト議員が、メディアがとあり上げてくれることを期待して、口だけで言っているのだ。
 いつも思うのだが、此奴らは自分で何ら直接行動しないで、口先だけで煽り(車の煽り同様たちが悪い)とヘイト発言をしているだけだ。
 丸山は本気で戦争して竹島を奪い返と思うなら、漁船チャーターして、竹島に上陸して抗議活動すれば良い。また本当に戦争でしか「領土」は取り返せないと確信しているなら、武器、爆弾を調達して、死をいとわず竹島へ上陸し韓国軍と戦うのだ。率先垂範行動せよ。を提案する。
 逮捕されるか、戦死するかはともかく、まさに特攻精神で、上陸し、政治家として有言実行してこいと。
 その覚悟もない弱虫が、安全な場所にいて、弱い者を見つけて強硬発言しているだけだ。まさにヘイトの神髄を体現する男である。そしてこれらに共通しているのは、真の支配者であるアメリカとグローバル資本には一切批判を加えないことだ。
 

by ichiyanagi25 | 2019-09-07 15:38

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